【藤原啓】人間国宝・重要無形文化財保持者の買取作家・取扱い一覧

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藤原啓

藤原啓
藤原啓(1899~1983)
岡山県出身の昭和時代に活躍した日本の陶芸家です。
重要無形文化財「備前焼」の保持者で、息子の藤原雄も同じく重要無形文化財「備前焼」の保持者に認定されており、親子2代にわたっての重要無形文化財保持者という偉業を成し遂げました。
 
藤原啓は40歳近くになって備前焼に取り組んだ陶芸家で、それまでは小説や俳句などに興味を持ち、才能を発揮していました。
岡山県備前市にある農家の三男として生まれた藤原啓は、小学生の時に『少年世界』に俳句を応募して1等賞となり、中学生の時には『文章世界』で短編を応募して1等賞を受賞した事から文学方面へ進路を定めます。
20歳の時に代用教員という仕事をなげうってまで上京し、同郷の作家・正宗白鳥を訪ね、シェイクスピア『ジュリアス・シーザー』の翻訳で知られる坪内逍遥を紹介してもらいました。
その後、出版社に就職し、映画や演劇などの幅広い芸術に触れ、やがて作家としてやっていきたいと強く思うようになり、出版社を辞めて作家に転向します。
しかし、作家として文学の世界で生きていく事は非常に難しく、やがて限界を感じ、精神を疲弊した事から帰郷します。
 
帰郷した翌年から近隣に住む万葉学者の正宗敦夫(正宗白鳥の弟)の勧めで、三村梅景に師事して備前焼の作陶を始めます。
その後、備前焼の陶工として初めて重要無形文化財の認定を受けた金重陶陽に師事し、備前焼の技法を次々と習得していきました。
もともと文学の世界で芸術性を養っていたため、備前焼の技術を習得してからは次々に素晴らしい作品を生み出していきました。

藤原啓年表


1899年 岡山県で生まれる
1909年 実業之日本社『少年世界』に俳句を応募し1等を受賞する
1913年 伊里尋常高等小学校を卒業する
私立閑谷中学校に入学する
1915年 博文館『文学世界』に短編を応募し1等を受賞する
1919年 上京し、博文館編集部に入社する
1922年 詩集『夕べの哀しみ』を出版する
川端洋画研究所でデッサンを習う
神楽坂のホーリネス教会で洗礼を受け、ヨハネ・ケイの名をもらう
1924年 詩集『壊滅の都市』を出版する
1928年 生田春月との共著『ハイネの訳詩集』を出版する
博文館『婦人之国』の編集に携わる
1930年 博文館を辞職し、作家として独立する
1937年 作家をあきらめ帰郷する
1938年 三村梅景に師事し作陶を開始する
1948年 国指定丸技作家の資格を得る
1949年 岡山県文化連盟賞を受賞する
1954年 岡山県指定無形文化財「備前焼」保持者に認定される
1956年 日本工芸会正会員に推挙される
1957年 岡山県無形文化財保持者に認定される
1958年 日本工芸理事に就任する
1962年 プラハ国際陶芸賞を受賞する
1970年 重要無形文化財「備前焼」保持者に認定される
1972年 勲四等旭日章を受章する
1976年 備前市名誉市民となる
財団法人藤原啓記念館が設立される
1983年 11月12日、逝去
勲三等瑞宝章を追受章する

1899年 岡山県で生まれる

1909年 実業之日本社『少年世界』に俳句を応募し1等を受賞する

1913年 伊里尋常高等小学校を卒業する

00000年私立閑谷中学校に入学する

1915年 博文館『文学世界』に短編を応募し1等を受賞する

1919年 上京し、博文館編集部に入社する

1922年 詩集『夕べの哀しみ』を出版する

00000年川端洋画研究所でデッサンを習う

00000年神楽坂のホーリネス教会で洗礼を受け、ヨハネ・ケイの名をもらう

1924年 詩集『壊滅の都市』を出版する

1928年 生田春月との共著『ハイネの訳詩集』を出版する

00000年博文館『婦人之国』の編集に携わる

1930年 博文館を辞職し、作家として独立する

1937年 作家をあきらめ帰郷する

1938年 三村梅景に師事し作陶を開始する

1948年 国指定丸技作家の資格を得る

1949年 岡山県文化連盟賞を受賞する

1954年 岡山県指定無形文化財「備前焼」保持者に認定される

1956年 日本工芸会正会員に推挙される

1957年 岡山県無形文化財保持者に認定される

1958年 日本工芸理事に就任する

1962年 プラハ国際陶芸賞を受賞する

1970年 重要無形文化財「備前焼」保持者に認定される

1972年 勲四等旭日章を受章する

1976年 備前市名誉市民となる

00000年財団法人藤原啓記念館が設立される

1983年 11月12日、逝去

00000年勲三等瑞宝章を追受章する


藤原啓代表作

『緋襷茶碗』

『緋襷耳付花器』

『擂座壷』

『亀置物』

『肩衝茶入』

『手桶』

『棗形壺』

『備前擂座扁壺』

『窯変旅枕花入』

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