17世紀末期から18世紀初期に活躍した海賊の伝記集で、
イギリスで刊行されました。
正式名称は「悪名高き海賊たちの強奪と殺人の歴史」と言います。
著者はキャプテン・チャールズ・ジョンソンという名の作家で
詳細で正確な内容から、著者も海賊だったのではないかと
推測されています。
日本でも有名な「黒ひげ(エドワード・ティーチ)」や
「ジョン・ラカム」など、著名な海賊の生涯を伝える書で
一般的な海賊のイメージはこの書によって完成しました。
ピーターパンに登場する「フック船長」も
この海賊史を読んで作られたと言われています。