琉球王国の外交文書を集めた記録です。
1424年から1867年までという440年間の記録で
全250巻で構成されています。
明朝時代・清朝時代の中国が大半を占めていますが
朝鮮やマラッカ、スマトラなどの東南アジアとの交流も見られ
史料的価値が非常に高い文献だと言われています。
正本のいくつかは東京などへ移管されましたが関東大震災で焼失、
また、沖縄で保管されていた正本も第二次世界大戦の沖縄戦で
焼失もしくは散逸してしまい、正本の大半が失われています。
【散逸(さんいつ)】
完成した書物がはらばらになり、行方不明になること