1803年から1914年までに造られたフランスで発行された金貨です。
額面は5、10、40、50、100フランで、金の純度は21.6カラットとなっています。
デザインの種類は豊富で、有名なナポレオンをはじめルイ18世などの国王の肖像画やフランスを擬人化した女神マリアヌやローマ神話のケレースが採用されました。
また、イギリスのソブリン金貨と同様に地金型金貨の先駆けとして大量に造られました。
鋳造場所や金貨の状態によってプレミアムがついているものがありますが、ほとんどが金の価値としての取引となっています。