造幣局が「桜の通り抜け」110周年を記念して発行した記念小判です。
「桜の通り抜け」とは造幣局が1883年から敷地内にある桜並木を毎年一週間だけ一般開放する行事のことです。
太平洋戦争で空襲が激化した1943年から1946年の4年間は「桜の通り抜け」を中止していましが、それ以外は毎年続けられてきました。
小判は24カラットの純金製で、重さは15gあり造幣局の純金保商品となっています。
宝船がデザインされており、縁起物として持っている人も多いそうです。
しかし、記念小判を集めるコレクーが少なく、それほど需要がないので、地金価格で取引されています。