アメリカ合衆国で発行された金貨で、世界一美しい金貨といわれています。
20ドル、10ドル、5ドル、2.5ドルの4種類が発行されました。
その中でも人気があるのが20ドル金貨で、金貨のデザインからリバティヘッドやコロネヘッドなどと呼ばれています。
3回のデザイン変更があり、1850年~1876年までジェームズ・B・ロングエーカーが、1877年~1907年まではウィリアム・バーバーと息子のチャールズ・ハーバーが担当しました。
特に初期の頃(1850年~1876年)のものは希少といわれ、高額で取引されているそうです。
また、沈没船の金貨としても有名で、1857年にハリケーンで沈没したSSセントラル・アメリカ号や、1861年に沈没したSSリパブリック号からは良好な保存状態で見つかった20ドル金貨がたくさん引き揚げられました。