天皇陛下(今上天皇)の御在位20年を記念して2009年11月にに発行された1万円金貨です。
10万枚の発行で、収集用のプルーフ金貨のみの発売となっており、販売価格は8万円と額面よりも高い金額での販売となりました。
これは額面より制作費用がかかったのと、昭和天皇の時に起きた金貨偽造対策の二つの理由からでした。
表面は鳳凰と瑞雲、皇居・二重橋で、裏面は菊花紋章がデザインされています。
また、オーストラリアで開かれた世界造幣局長会議のコイン・コンペティションの金貨部門で「もっとも美しい金貨賞」を受賞しています。
コレクターの間では、多少のプレミアムはつくようですが、金の価値として取引されていることがほとんどです。