2012年に東京で開催された第67回国際通貨基金・世界銀行グループ年次総会の開催を記念して造られた記念銀貨です。
額面以上の金額で販売される収集用のプルーフ銀貨で、事前にはがきで申し込みをする予約販売でした。
今回の銀貨は、表面が虹色に輝くように加工された特殊なもので、日本の記念貨幣の歴史の中でも初めての試みでした。
表面は葛飾北斎の富士山と歌川広重の江戸の庶民を描いた浮世絵を組み合わせたもので、裏面は日本を中心とした世界地図がデザインされています。
コレクターの間では、銀としての価値が高く、貨幣そのもののプレミアム評価はあまり高くありません。