【井田照一】絵画の買取作家・取扱い一覧

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井田照一

井田照一
井田照一(1941年)

井田照一について~買取りはいわの美術へ~


井田照一は1941年京都生まれの造形作家です。
絵画のもつ情緒性から脱することができ、多くの鑑賞者、コレクターを得られるため石版画という技法に注目し、独自の形と明快な色彩のリトグラフを製作しました。

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井田照一の生涯と創作~無料査定ならいわの美術へ~


井田照一は1969年にフランス政府留学生として選抜を受け、パリに留学します。その際にカール・アンドレ(Carl Andre 1935年生、20世紀のアメリカ合衆国の彫刻家、詩人)や
コンセプチュアルアート(1960年代から1970年代にかけて世界的に行われた前衛芸術運動。 アイデア・アート:Idea artとも呼ばれる。)のアーティスト、コンセプチュアル・アートそのものに触れ、マルセル・デュシャンの作品と業績を知ります。「水平と垂直の出会い」に深い興味を抱き続けた井田は、版面に垂直に落とされた腐食液が水平に広がって版を浸蝕する「スピットバイト技法」を好みました。
リトグラフの版板を腐食させる際に発生するガスが一因してがんを発症し、90年に食道がんの手術を行ないました。闘病していながらにして京都のアトリエにとどまることはなく、
国内のみならず海外にまで制作の現場を移す「移動するアトリエ」として、井田照一は自らが称した制作態度を貫きました。
井田照一は、「人を含む諸物の存在は他者との接触や出会いによって生ずる表面(Surface)である」というコンセプトを自らの創作に対して打ち出し、版画のほか、布・ガラス・陶器・鉄など多様な素材を用いて、表と裏の関係性や、地と図が両義性を持つという情報を、色やかたち、といった造形要素によって見るものに訴えました。

 井田照一はインタビューにおいて『生命と精神が一体化した作品をつくりたい。僕にとってものを創ることは生きることの免疫力です。一貫してかかげる創作のコンセプト「表面は間である:Surface in the between.」は、版画の制作過程からの着想に根ざしており、水平に置いた版と紙、プレス機で垂直にかかる力。垂直と水平の接点に表面(作品)が生まれるというわけですが、もともとは、今は亡き友人ジョン・ケージが私に贈ったドーバー海峡の石からの啓示だったのです。「あるとき紙の上に置いていた石を動かすと、長い年月のあいだに紙の上に石の跡がうっすらついていた。その表面に感激したんだよ』と打ち明けています。
『石と紙との間に生まれていた存在の証』という、井田照一の表現行為の原点ともいうべき経験に基づいた強いコンセプトは、さまざまな国や場所に出かけ、人との出会いの中から、生の証明としての作品をつくる揺るぎない哲学として、明快さを欠かすことがありませんでした。  
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井田照一年表

1941年 9月13日、京都市に生まれる
1965年 京都市立美術大学西洋画科西洋画科専攻科修了
1965年 京都の画廊「紅」で個展を開催
1967年 第2回フランス政府留学生選抜毎日美術コンクール展で2位
1968年 第3回フランス政府留学生選抜毎日美術コンクール展大賞を受賞
1969年 フランス政府留学生としてパリへ留学

1970年 カール・アンドレらと知り合いコンセプチュアル・アートに触れ、マルセル・デュシャンの仕事を知る。ジョン・ケージとも交友

1976年 「Surface is the Between」シリーズの一環としてアトリエの床をフロッタージュ。水平の床に作家が垂直の力を加えた痕跡を作品化した「Surface is the Between―Between Vertical and Horizon “Paper Between Floor and Floor No.2”」を制作

1976年 第10回東京国際版画ビエンナーレで文部大臣賞受賞

1979年  紙による制作「Lotus Sutra」シリーズを開始

1979年 大阪府立現代美術センターで回顧展を開催

1985年 原美術館で回顧展を開催

1986年 交友のあるロバート・ラウシェンバーグとともに日米文化国際交流名誉賞を受賞

1987年 郷里京都市美術館で回顧展を開催

1989年 サントリー美術館賞受賞

1989年 米国オレゴン州のポートランド美術館で個展

1990年 オハイオ州シンシナティー美術館で個展を開催

1995年 山口源大賞受賞

2001年『Garden Project Since1968 inVariousWorks 井田照一作品集』(阿部出版)刊行

2004年 豊田市美術館「井田照一 版画の思考」展が開催

井田照一代表作

gray heart
gray heart

”Surface is the Between”(井田照一のすべての創作を貫くコンセプト)

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