【石井柏亭】絵画の買取作家・取扱い一覧

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石井柏亭

石井柏亭
石井柏亭(1882~1958)
東京都出身の日本の画家で、版画と洋画を手掛けていた事で知られています。
日本画家・石井鼎湖の長男として生まれ、本名は満吉といいます。
弟は彫刻家の石井鶴三という芸術一家でもあります。
 
はじめは父に日本画を習い、10歳の時、日本美術協会に出品した「八郎弓勢之図」が彼の画業の出発点となり、この頃から「柏亭」の号を使い始めていました。
12歳で描いた「長年尽忠図」は宮内庁買い上げとなっており、石井柏亭の早熟ぶりが分かります。
 
父が勤めていた大蔵省印刷局に見習生として入ると、そこで出会った先輩の石川欽一郎が描く水彩画に興味を持ち、独学で水彩画を描くようになり熱中します。
その後、父の友人である浅井忠に入門する事になり、本格的な絵画修業を始めると、水彩画の名手であった浅井忠から受けた影響は石井柏亭にとって計り知れないものがあり、後に浅井忠に関する著作を書くほどでした。
また、東京美術学校の浅井教室の助教授であった小坂象堂の自然主義的日本画の影響を受けて、「新日本画」の制作にも励み、小坂象堂の影響下にあった結城素明や平福百穂らの創立した「无声会」にも参加し、活躍を見せています。
また、「新日本画」で得た資金でヨーロッパへ遊学し、各国を巡り、堅実な自然主義をリズミカルな線で独自の作風を確立し、画家としての地位を確立させました。
 
柔らかい筆致と温和な色彩を用いた風景画を展開し、近代洋画壇を代表する画家の一人として有名ですが、絵画のみならず詩文、版画など多方面で活躍しています。
また、文化学院や東京帝国大学などで教鞭をとる一方、恩師への敬愛の念を込めた評伝「浅井忠」をはじめとする多くの美術史書や美術教育書を出版しています。

石井柏亭年表

1882年 東京都で生まれる

1897年 浅井忠に油絵を学ぶ

1900年 結城素明の无声会に参加する

1902年 太平洋画会に参加する

1904年 東京美術学校洋画科に入学する

1907年 山本鼎とともに美術雑誌『方寸』を創刊する

1908年 木下杢太郎、北原白秋ら文学者とパンの会を結成する

1910年 「東京十二景」「木場風景」を版行する

00000年ヨーロッパへ遊学する

1912年 帰国する

1913年 日本水彩画会を創立する

1914年 有島生馬らと二科会を結成する

1922年 東京帝国大学工学部の講師となる

1928年 フランス政府よりレジオン・ドヌール勲章を受章する

1929年 「中央美術」を創刊する

1935年 帝国美術院会員となる

00000年二科会を脱退する

1936年 一水会を結成する

1937年 帝国芸術院会員となる

1949年 日展理事となる

1958年 逝去

石井柏亭代表作


『真間の入江』
『冬の朝』
『印度洋上』
『舟に居る人』
『印旛沼』
『安倍川』
『晩春行楽』
『信州風景』

『真間の入江』

『冬の朝』

『印度洋上』

『舟に居る人』

『印旛沼』

『安倍川』

『晩春行楽』

『信州風景』


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