【カレル・アペル】絵画の買取作家・取扱い一覧

オランダ・アムステルダム出身のオランダの画家です。
理髪店を営んでいる家庭に生まれました。

14歳で初めて作品を制作し、翌年の誕生日には祖父から絵具とイーゼルを貰い、熱心に作品を制作するようになり、画家を目指して王立美術学校で学びました。
そして、オランダ北部の都市・フローニンゲンで初めての個展を開催しました。

オランダの実験的な芸術家集団「レフレックス」に関わり、北欧を拠点とする芸術家集団「コブラ」の結成に参加し、パリに移住すると大きな展覧会に出品するようになり、国際的な名声を高めていきました。

評論家・ミシェル・タピエと出会った事で抽象画の美術運動アンフォルメルに参加し、フランスのみならず、イタリア、ロシア、中国そして日本の画家たちにも強い影響を与える一大芸術運動に発展しました。

パブロ・ピカソ、アンリ・マティス、ジャン・デュビュッフェの影響を受け、色鮮やかな巨大レリーフや木やポリエステルでできたユーモラスな立体作品、壁画作品を手掛けており、アムステルダム市庁舎に描いたフラスコ画は議論を呼び、10年もの間、覆いをかけられていました。

また、フランスの古城を買取ってアトリエにしましたが、後に売却してアメリカ・ニューヨークに移住してモナコやフィレンツェを往復しながら作品を制作し、世界各国で回顧展を開催しました。