【難波田龍起】絵画の買取作家・取扱い一覧

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難波田龍起

難波田龍起
難波田龍起(1905~1997)
北海道出身の昭和~平成時代に活躍した日本の洋画家です。
70年以上におよぶ画家として活動は一貫して真摯な姿勢を貫き、生涯、自身の内面との対話の中から日本的詩情あふれる抽象表現の可能性を追求し続け、西洋にはない独自の抽象画を確立した事で知られています。
そのため、絵画作品の他にも詩集も多数刊行されており、次男・難波田史男も画家として活躍していました。
 
日本を代表する彫刻家・高村光太郎は画家や詩人としての顔を持っている事で知られており、難波田龍起はそんな高村光太郎アトリエのすぐ近くに住んでいました。
高校生の時に自作の詩を携えて高村光太郎のアトリエに通うようになると高村光太郎の生き方や芸術観に強い影響を受け、画家としての道を志すようになります。
太平洋画会研究所、本郷絵画研究所でデッサンや絵画の勉強を始めますが、長くは続かず、高村光太郎から画家・川島理一郎を紹介されました。
川島理一郎主宰の絵画研究会の金曜会に入会しますが、ほぼ独学で画技を習得していった難波田龍起は、フランスの画家オディロン・ルドンに傾倒していきました。
オディロン・ルドンの作品は、幻想世界を描いた象徴主義のような作風が特徴で、難波田龍起の画風に大きな影響を与え、難波田龍起の画風の基礎が出来上がりました。
 
その後、多数の展覧会に出品を重ね、様々な美術団体に参加したり、自ら美術団体を結成したりと忙しい日々を送る難波田龍起は次々と作品を発表するようになりました。
晩年ではどこの美術団体にも所属する事なく、個展を中心に作品を発表し、その作品には幾重にも重なる旋律のように、微妙に変化する色調はフーガやカノンといった音楽を感じる事ができると評価されました。

難波田龍起年表


1905年 北海道で生まれる
1923年 早稲田第一高等学院に入学する
1924年 高村光太郎のアトリエを訪れるようになる
1926年 早稲田大学政経学部に入学する
1929年 国画会展で初入選となる
1930年 個展を開催する
1935年 国画会を退会し、フォルムを結成する
1936年 アヴァンギャルド芸術家クラブ結成に参加する
1937年 自由美術家協会の創設に参加する
1938年 自由美術家協会会員となる
1959年 自由美術家協会を退会する
1961年 北象会を結成する
1971年 紺綬褒章を受章する
1987年 東京国立近代美術館で『今日の作家 難波田龍起展』を開催する
毎日芸術賞を受賞する
1996年 文化功労者となる
1997年 逝去

1905年 北海道で生まれる

1923年 早稲田第一高等学院に入学する

1924年 高村光太郎のアトリエを訪れるようになる

1926年 早稲田大学政経学部に入学する

1929年 国画会展で初入選となる

1930年 個展を開催する

1935年 国画会を退会し、フォルムを結成する

1936年 アヴァンギャルド芸術家クラブ結成に参加する

1937年 自由美術家協会の創設に参加する

1938年 自由美術家協会会員となる

1959年 自由美術家協会を退会する

1961年 北象会を結成する

1971年 紺綬褒章を受章する

1987年 東京国立近代美術館で『今日の作家 難波田龍起展』を開催する

00000年毎日芸術賞を受賞する

1996年 文化功労者となる

1997年 逝去


難波田龍起代表作

『私のパレット』

『天体の運行』

『発生』

『青い陽』

『狂詩曲』

『昇天』

『暁』

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