【鈴木竹柏】絵画の買取作家・取扱い一覧

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鈴木竹柏

鈴木竹柏
鈴木竹柏(1918~)
神奈川出身の昭和~平成時代に活躍する日本画家です。
画家として活躍するようになった初期頃の作品では花鳥画を好んで制作していましたが、師である中村岳陵が日展に移ってからは風景画を中心に描くようになり、特に神奈川県の三浦半島の風景画や奈良の大和路の風景画を多く残しています。
近年では創造的な大自然をテーマに空気感、温度など目に見えない物の情景を黒系の色彩を用いて、その濃淡や塗り重ねにより表現した重厚な作品を発表している事で知られています。
 
鈴木竹柏の本名は賢吉といい、神奈川県の逗子にある開成学園中学を卒業すると同じ逗子にアトリエを構えていた中村岳陵の蒼野社に入塾し、内弟子として12年間学びました。
その間に院展や新文展に出品をしており、初の入選は中村岳陵に弟子入りした翌年でした。
この事からも鈴木竹柏が若くして才能があった事が分かり、中村岳陵が日展に移ってからも出品を続け、日展の重鎮として活躍するまでになりました。
 
また、中村岳陵のもとで12年間過ごした時に身に付いた習慣が、わずか12名しかいない日本画部門の日本芸術院会員に選ばれた事がある日本を代表する作家となった今で抜けず、膠で溶いてそれをお湯で薄めるという日本画の難しい絵の具溶きも弟子にやらせず、自ら行っています。

鈴木竹柏年表


1918年 神奈川県で生まれる
1936年 中村岳稜に師事する
1956年 第12回日展で特選・白寿賞を受賞する
1958年 第1回新日展で特選・白寿賞を受賞する
1962年 第5回新日展で菊花賞を受賞する
1970年 日展で評議員となる
1981年 文部大臣賞を受賞する
1988年 第19回日展で日本芸術院賞を受賞する
1991年 日本芸術院会員に推挙される
2007年 文化功労者となる

1918年 神奈川県で生まれる

1936年 中村岳稜に師事する

1956年 第12回日展で特選・白寿賞を受賞する

1958年 第1回新日展で特選・白寿賞を受賞する

1962年 第5回新日展で菊花賞を受賞する

1970年 日展で評議員となる

1981年 文部大臣賞を受賞する

1988年 第19回日展で日本芸術院賞を受賞する

1991年 日本芸術院会員に推挙される

2007年 文化功労者となる


鈴木竹柏代表作


『信濃』
『潤』
『室生の塔』
『早春』
『晴れる』

『信濃』

『潤』

『室生の塔』

『早春』

『晴れる』


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