【斎藤真一】絵画の買取作家・取扱い一覧

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買取品目一覧

斎藤真一

斎藤真一
斎藤真一(1922~1994)
岡山県出身の昭和~平成時代前期に活躍した日本の洋画家です。
津軽、北陸を旅して盲目の旅芸人「瞽女(ごぜ)」に出会った事をきっかけに瞽女をモチーフにした作品を展開しており、この作品が代表作の作家として知られています。
また、スペイン・アンダルシア地方のジプシーを題材にした作品などヒューマニズムを根底に人間の本音の部分や深層心理を表現した作品も展開しており、海外で高く評価されています。
 
尺八の大師範をつとめていた父親の影響もあって幼い頃から芝居、浄瑠璃、浪曲といった日本古来の芸能に興味を持ちながら育った斎藤真一は陸上部に所属する活発な少年でしたが、岸田劉生の作風に惹かれてデッサンの勉強に励むようになりました。
上京して川端デッサン研究所で学び、東京美術学校師範科に入学します。
在学中は学徒出陣で海軍に所属していた時期もありましたが、卒業後は高校で教師をつとめながら制作活動を続けていました。
日展や光風会に出品を続けていた斎藤真一ですが、津軽や北陸を旅してまわった際、瞽女という盲目の旅芸人と出会い、その魅力に惹かれ、休暇のほとんどを瞽女の取材に充てるという生活を送っていました。
こうして生まれたのが「瞽女シリーズ」と呼ばれる抒情的なタッチで描かれる作品でした。
この作品の特徴は表面が何度も磨かれているのが特徴で、作品を間近で見ると作品が発光して見えるように仕上がっており、使用されている赤色にもたくさんの階調があり、独特の世界観と雰囲気を演出しています。
 
また、ヨーロッパへ留学した経験を持っており、藤田嗣治とも親交があり、藤田嗣治の繊細な線やアンリ・ルソーなどの影響を受けた作品も展開していました。

斎藤真一年表


1922年 岡山県で生まれる
1935年 岡山県立天城中学校に入学する
1937年 陸上部に入部する
1938年 陸上よりも絵に興味を持つ
1940年 岡山県立天城中学校を卒業し、岡山師範二部に入学する
1942年 東京美術学校師範科に入学する
1948年 東京美術学校を卒業し、静岡市立第一中学校につとめる
第4回日展に初入選する
1949年 岡山県味野中学校につとめる
萩野悦子と結婚する
1950年 岡山県立天城高等学校の非常勤講師としてつとめる
1951年 長男・裕重が生まれる
1952年 光風会第38回展に入選する
1953年 静岡県立伊東高等学校につとめる
1957年 光風会第43回展でプールヴ賞を受賞する
1958年 パリに留学する
1960年 帰国し、文藝春秋画廊で個展を開催する
1961年 青森のねぶた祭りに感動する
1962年 瞽女に惹かれ、盲目の女性を描くようになる
1964年 杉本キクエ瞽女に初めて訪ねる
1970年 羽黒洞主催で文藝春秋画廊にて「越後瞽女日記展」を主催する
1971年 第14回安井賞佳作賞を受賞する
1973年 第21回日本エッセイストクラブ賞を受賞する
『越後瞽女日記』でADC賞を受賞する
1974年 羽黒洞主催で上野松坂屋にて「津軽じょんから―瞽女日記展」を開催する
『津軽じょんから―瞽女日記』刊行
1975年 羽黒洞主催で上野松坂屋にて「お春瞽女物語り展」を開催する
私家版『お春瞽女物語りノート』刊行する
瀬戸内寂聴「遠い風近い風」の挿し絵を描く
1976年 イタリアのシチリア、ウンブリア、トスカーナを1ヶ月間旅行する
1977年  『瞽女斎藤真一画集』を刊行する
カルド・マディニオン画廊にて個展を開催する
『瞽女物語』刊行する
1978年 『絵日記瞽女を訪ねて』を刊行する
ドイツのアキシオム画廊主催での個展開催のため渡欧する
『斎藤真一放浪記』『いないいないの国』を刊行する
1979年 池袋西武百貨店にて「さすらい・斎藤真一展」を開催する
『斎藤真一作品集 1941~1979』を刊行する
スペインのラマンチャ、アンダルシアを旅行する
1980年  『さすらい―斎藤真一画集』を刊行する
イタリア、スイスを旅行する
不忍画廊にて「斎藤真一・さすらい画集原画展」を開催する
1981年 カナダのヴィクトリア美術館に作品が収蔵される
1982年 阪急ナビオ美術館などで「斎藤真一の世界展」を開催する
スペイン、アンダルシア、トスカーナ、カタロニア、ランマシャを旅行する
不忍画廊にて「画廊コレクションによる斎藤真一展」を開催する
1983年 ミニアチュール銅版画集『走馬灯』を刊行する
1984年  水上勉「長い橋」の挿絵を一年間連載する
1985年 「斎藤真一・明治吉原細見記展」を開催する
1986年 不忍画廊にて「浪漫の女たち〈水墨淡彩掛軸シリーズ〉展」を開催する
ポルトガルを旅行する
1990年 第7回洋画常設特別陳列「斎藤真一展」を開催する
1991年 倉敷市立美術館にて「第4回郷土作家展 斎藤真一」を開催する
1992年 「哀愁の街角ポルトガルにて斎藤真一新作小品展」を開催する
1993年 フランス、ポルトガルを旅行する
斎藤真一 心の美術館を開館する
1994年 すい臓がんにより72歳で逝去

1922年 岡山県で生まれる

1935年 岡山県立天城中学校に入学する

1937年 陸上部に入部する

1938年 陸上よりも絵に興味を持つ

1940年 岡山県立天城中学校を卒業し、岡山師範二部に入学する

1942年 東京美術学校師範科に入学する

1948年 東京美術学校を卒業し、静岡市立第一中学校につとめる

00000年第4回日展に初入選する

1949年 岡山県味野中学校につとめる

00000年萩野悦子と結婚する

1950年 岡山県立天城高等学校の非常勤講師としてつとめる

1951年 長男・裕重が生まれる

1952年 光風会第38回展に入選する

1953年 静岡県立伊東高等学校につとめる

1957年 光風会第43回展でプールヴ賞を受賞する

1959年 パリに留学する

1960年 帰国し、文藝春秋画廊で個展を開催する

1961年 青森のねぶた祭りに感動する

1962年 瞽女に惹かれ、盲目の女性を描くようになる

1964年 杉本キクエ瞽女に初めて訪ねる

1970年 羽黒洞主催で文藝春秋画廊にて「越後瞽女日記展」を主催する

1971年 第14回安井賞佳作賞を受賞する

1973年 第21回日本エッセイストクラブ賞を受賞する

00000年『越後瞽女日記』でADC賞を受賞する

1974年 羽黒洞主催で上野松坂屋にて「津軽じょんから―瞽女日記展」を開催する

00000年『津軽じょんから―瞽女日記』刊行

1975年 羽黒洞主催で上野松坂屋にて「お春瞽女物語り展」を開催する

00000年私家版『お春瞽女物語りノート』刊行する

00000年瀬戸内寂聴「遠い風近い風」の挿し絵を描く

1976年 イタリアのシチリア、ウンブリア、トスカーナを1ヶ月間旅行する

1977年  『瞽女斎藤真一画集』を刊行する

00000年カルド・マディニオン画廊にて個展を開催する

00000年『瞽女物語』刊行する

1978年 『絵日記瞽女を訪ねて』を刊行する

00000年ドイツのアキシオム画廊主催での個展開催のため渡欧する

00000年『斎藤真一放浪記』『いないいないの国』を刊行する

1979年 池袋西武百貨店にて「さすらい・斎藤真一展」を開催する

00000年『斎藤真一作品集 1941~1979』を刊行する

スペインのラマンチャ、アンダルシアを旅行する

1980年  『さすらい―斎藤真一画集』を刊行する

00000年イタリア、スイスを旅行する

00000年不忍画廊にて「斎藤真一・さすらい画集原画展」を開催する

1981年 カナダのヴィクトリア美術館に作品が収蔵される

1982年 阪急ナビオ美術館などで「斎藤真一の世界展」を開催する

00000年スペイン、アンダルシア、トスカーナ、カタロニア、ランマシャを旅行する

00000年不忍画廊にて「画廊コレクションによる斎藤真一展」を開催する

1983年 ミニアチュール銅版画集『走馬灯』を刊行する

1984年  水上勉「長い橋」の挿絵を一年間連載する

1985年 「斎藤真一・明治吉原細見記展」を開催する

1986年 不忍画廊にて「浪漫の女たち〈水墨淡彩掛軸シリーズ〉展」を開催する

00000年ポルトガルを旅行する

1990年 第7回洋画常設特別陳列「斎藤真一展」を開催する

1991年 倉敷市立美術館にて「第4回郷土作家展 斎藤真一」を開催する

1992年 「哀愁の街角ポルトガルにて斎藤真一新作小品展」を開催する

1993年 フランス、ポルトガルを旅行する

00000年斎藤真一 心の美術館を開館する

1994年 すい臓がんにより72歳で逝去


斎藤真一代表作


『陽の村 越後瞽女冬の旅』
『春野の歌』
『海昏る』
『イタリヤの楽師』

『陽の村 越後瞽女冬の旅』

『春野の歌』

『海昏る』

『イタリヤの楽師』


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