【田村一男】絵画の買取作家・取扱い一覧

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田村一男

田村一男
田村一男(1904~1997)
東京都出身の昭和時代に活躍した日本の洋画家です。
油彩画に山水画の東洋的感覚を持ち込んだ作風で知られ、20歳を過ぎて訪れた蓼科高原の雄大な景色に魅せられ、生涯を通じて日本の高原風景を主題としてきました。
また、日本の大地をこよなく愛し、毎年のように信州を訪れ、信州の風景を題材にした作品を数多く残しています。
日本の四季の中でも特に冬の寂しく暗い風土を愛した田村一男は厳寒期も屋外で高原風景の写生を行い、写実画とは違う心像風景画の魅力を携えた作品を展開しました。
 
高等小学校を卒業した田村一男は東京市電気局や新聞社に勤務しますが、画家を志して本郷洋画研究所で岡田三郎助に師事しました。
この時に洋風額縁の先駆者である長尾建吉の磯谷商店に勤めていた事も画家となる大きなきっかけになったようです。
帝展で初入選を果たすと新文展、光風会展へと出品を重ねるようになり、数々の賞を受賞するようになります。
また、戦後は日展を中心に活躍し、文部大臣賞、日本芸術院賞を受賞し、日本芸術院会員となっています。
こういった功績が認められ、勲三等瑞宝章、文化功労者表彰を受けるなど文化人として認められる存在となりました。
 
ヨーロッパへの滞在経験もあり、ヨーロッパの風景画を描いていた時期もありましたが、制作当初より一貫して日本の山々や高原風景を描き続け、自然風景に自己の精神的イメージを転化した心象風景画を確立し、当初は鮮やかな色彩を多用していましたが、壮年期~晩年期にかけて年々モノクロ調での描写に変わり真実の存在感を表現できる画家として高く評価されるようになりました。

田村一男年表


1904年 東京都で生まれる
1924年 岡田三郎助に師事する
1928年 帝展で初入選する
1931年 光風会展に出品する
1940年 光風会会員となる
1942年 昭和洋画奨励賞を受賞する
1946年 日展で特選となる
1954年 渡欧する
1955年 帰国する
1963年 日本芸術院賞を受賞する
1969年 日展理事となる
1980年 日本芸術院会員となる
1992年 文化功労者となる
1997年 87歳で逝去

1904年 東京都で生まれる

1924年 岡田三郎助に師事する

1928年 帝展で初入選する

1931年 光風会展に出品する

1940年 光風会会員となる

1942年 昭和洋画奨励賞を受賞する

1946年 日展で特選となる

1954年 渡欧する

1955年 帰国する

1963年 日本芸術院賞を受賞する

1969年 日展理事となる

1980年 日本芸術院会員となる

1992年 文化功労者となる

1997年 87歳で逝去


田村一男代表作

『残雪車山』

『雪の蔵王村』

『丘』

『外輪山』

『れいめい』

『草原』

『梅雨高原』

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