【山下清】絵画の買取作家・取扱い一覧

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山下清

山下清
山下清(1922~1972)
日本の貼り絵画家、画家です。
裸の大将、日本のゴッホなどと呼ばれています。

3歳の頃、重い消化不良で命の危険に陥り、一命を取り留めたものの、軽い言語障害、知的障害の後遺症を患ってしまいました。
その為、小学校ではいじめに遭いましたが、温厚な性格だった為、相手にせず虫取りや家にこもって絵を描くなどして毎日を過ごしていましたが更にいじめがエスカレートし、抵抗した時に危害を加えてしまいました。
その事もあり、千葉の知的障害児施設「八幡学園」へ預けられましたが、この学園生活で「ちぎり紙細工」に遭遇し、貼り絵に没頭するようになり、後に八幡学園の園児たちの貼り絵に注目した早稲田大学講師の戸川行男により早稲田大学で小さな展覧会が行われ、東京銀座の画廊で初個展を開催するようになりました。

しかし、18歳の時に突如学園から姿を消して放浪の旅に出ました。
理由は徴兵検査を免れたいのと学園の生活に飽きてしまったと本人は言っており、連れ戻されてもまた放浪の旅に出発してしまいました。

旅先では、スケッチや作品の制作はほとんど行わず、その驚異的な記憶力で、実家や八幡学園に戻ってきてから作品の制作を行いました。
テレビドラマなどでおなじみのリュックを背負うスタイルよりも茶箱を抱えてのスタイルで旅をしており、実際にリュックを使用した期間は2年と短かったそうです。

また、花火が大好きで、花火大会開催を聞きつけると全国に足を運び、その時感動した情景をそのまま作品に数多く残しています。

山下清年表

1922年 3月10日 東京で生まれる
1928年 浅草の石浜小学校に入学
1934年 千葉県の養護施設「八幡学園」に入園
1940年 突然、放浪の旅に出る
1954年 鹿児島にて放浪生活を終える
1961年 ヨーロッパ9か国を訪問する
1971年 7月12日 49歳で死去

山下清代表作

『長岡の花火』
『八幡学園附近の景色』
『日本平の富士』
『桜島』
『両国の花火

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