こちらは先日お買取りさせて頂きました、山本一洋の作品です。
山本一洋は佐賀県の実家で有田焼の修行を始め、1975年佐賀県有田市に窯を築きました。
またこの期間に技術指導のため、1年程台湾に渡っていた時期もあります。
1985年より白銀(プラチナ)液を釉薬として使う研究を始め、98%の高純度白銀を使うプラチナ彩を完成させました。
山本一洋の純プラチナ彩は彩色して焼成を繰り返すことで、プラチナの重厚感が現れます。またプラチナを100%近く用いているため、永久的に変色しないプラチナ特有の白く輝く光沢を発しています。
今回お買取りした純プラチナ彩の作品には『星華』と名付けられています。
美しい光沢の純プラチナ彩の洗練された素晴らしい造りで、とても上品な雰囲気が感じられました。
状態も良く、華やかで素敵な作品です。