こちらは以前いわの美術でお買取りさせて頂きました藤田喬平の手吹ヴェニス花瓶です。
藤田喬平と言えば、金箔やプラチナ箔を装飾に用いた飾筥なども有名ですね。飾筥について「この箱の中には何をいれるのか?」と尋ねた記者がいるそうで、それに藤田喬平が「夢を入れます」と返したことから、飾筥はフジタのドリームボックスとの愛称でも親しまれています。
今回お買取りした作品は手吹硝子の花瓶です。
藤田喬平は東京美術学校で彫金を学び、岩田工芸硝子での経験を経て、ガラス工芸家へと転身しました。1970年代に発表した飾筥は海外でも高く評価され、その後1977年よりイタリア、ヴェニスのムラーノ島で制作に励みました。
天性の造形感覚、色彩感覚から多数のオブジェや個性豊かな花器を生み出し、常に日本のガラス界をリードし続け、ガラス芸術の発展にも大いに貢献しています。
いわの美術では飾筥はもちろん、今回の作品のような花瓶、またグラスや酒器なども買取を行っております。
ご処分、ご売却をお考えの藤田喬平の作品はございますか?藤田喬平の硝子作品買取なら、いわの美術にお任せ下さい。