【島岡達三 象嵌飾皿】美術品の買取実績一覧

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島岡達三 象嵌飾皿

島岡達三 象嵌飾皿
作家名
島岡達三

お品もの詳細

今回いわの美術がお買取致しましたのは、人間国宝 島岡達三(物故)の象嵌飾皿です。
島岡達三は、益子の土と釉薬を用いて、組紐を転がした器面の押し跡に化粧土をうめる縄文象嵌の技法を確立し、「民芸陶器(縄文象嵌)」の業績により、国の「重要無形文化財保持者(人間国宝)」に認定されたことで知られています。

島岡達三により考案された縄文象嵌は、成形した作品が半乾きの状態で縄を転がして模様をつけ、色の違う土をはめ込む技法ですが、この縄文象嵌の発案には島岡達三の父が、組紐師であったことに大きく関係しています。
のちに益子焼の濱田庄司に師事して陶技を磨き、古代土器の標本を作るなど縄文土器の研究を重ね、34歳で独立した頃には縄文象嵌の基本形は出来ていたといわれます。すなわち、縄の文様は、組紐師の生家での実体験と、後年の縄文土器の復元で身に付けた技術を融合させたもので、さらに李朝の三島手などからヒントを得たものとされています。
島岡達三は、この縄文象嵌に加え、白い窓絵を設けて中に赤絵で描画したり、象嵌に青・黒色の土を用いるなど、別の技法との組合せた作品の数々を生み出しました。
島岡達三は近代的な斬新さと使いやすさを兼ね揃えた縄文象嵌を用いた器形を展開し、日本国内のみならず、ボストン美術館、ハンブルク国立工芸美術館にその作品が所蔵されるなど、海外でも高い評価を得ました。

今回買取致しました島岡達三の象嵌飾皿は、益子ならではの素朴な釉肌に菊花文の象嵌皿で、島岡達三ならではの独特な象嵌模様が映える作品です。
民芸とモダンアートを融合させたようなデザインで、繊細で大胆な作行きと、島岡達三のお馴染みの象嵌模様に、惹きつけられてしまう大振りで見事な作品です。
作品裏面には、島岡達三の陶印「タ」がみられ、箱書き、落款付共箱とともに高価買取り致しました。

人間国宝 島岡達三は一点からでも高価買取が期待できる作家として、いわの美術でも作品買取を強化しております。
ご売却をお考えの島岡達三の花瓶や、皿、茶碗、湯呑みなどございましたら、高価買取もしているいわの美術に是非ご相談ください。

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