このお品物は東京都千代田区のお客様よりお買取いたしました。 金やプラチナ箔を熱した色ガラスに巻き取り 型に吹き込む手法によりこの作品はつくられます。 吹き込む際、金・プラチナ箔は破れ、 色ガラスに花を散らすような構図が出来上がる。 黒色ガラスのものが『紅白梅』という銘なのだが、 この飾筥を見ていると蒔絵の施された漆箱を 想像してしまう。 問題はここに何を入れるかであるが、 それは藤田喬平氏が同様の質問を受け、明言しているので ここに紹介する。 -『あなたが大切にされている夢をお入れください』- この発言により海外では『ドリームボックス』と呼ばれている。