【深見東州リトグラフ「太平洋のご来光」をお買取りしました。】掛軸・書画・版画の買取実績一覧

写真のお品物はいわの美術でお買取りいたしました、深見東州のリトグラフ「太平洋のご来光」です。

縁起の良いモチーフをアクションペインティングの力強い色彩で描いた非常に人気のあるシリーズであり、限定200枚のうち110のシリアルナンバー入りの確かなお品であったため高評価でのお買取りとなりました。 

深見東州の美術作品

深見東州は宗教家、執筆、講演、オペラ作曲上演とマルチに活躍しながら絵画や書も多数制作し、エネルギッシュな存在感を発揮して多くのファンに支持されています。

深見東州は35歳の時に独学で絵を描き始め、日本画の大家・伊東深水の弟子である浅井秀水に師事します。

日本画の王道を学び、その後西洋画、水墨画、彫刻と東西の芸術全般を貪欲に吸収していきました。

とくに書画においては日本と中国での書と画の違いに関心をもち、40代で音楽大学を修了したのち、53歳のときに中国の精華大学美術学院で博士号を取得します。

旺盛な知的好奇心と社交性、柔軟な発想に基づく作品は、中国で師事した書画専門の教授すら唸らせるもので、深見の水墨画代表作「質問に答えることのできない虎」などにその特徴がみて取れます。

戸渡阿見という別称の由来

深見東州は日中の書画を修めるに留まらず、絵画に関心をもった初期から西洋美術も学び、制作しています。

西洋のルネサンスに相当する日本美術の時代は室町であるとの持論を展開しており、観阿弥・世阿弥・能阿弥ら世俗と出家の間を芸術に生きる「阿弥」を目指し「戸渡阿見」の通り名をつけたと、個展の案内文で語っています。

なお、戸渡の部分は古代エジプトの言葉や文章を司る知恵の神・トトに由来し、著述家としても旺盛に活動する深見東州のこだわりが伺え、芸術を通して徳を高める考え方が凝縮された名前となっています。

深見東州のリトグラフ・シルクスクリーンのお買取り強化中です！

いわの美術では骨董品・美術品を中心に幅広いお買取りを行っており、リトグラフ・シルクスクリーンなど版画の人気作品も対象としております。

根強いファンを多数もち、毎年企画に富んだ個展を開催する深見東州の作品は一定の人気を保っており、高値でお買取りとなる可能性のあるお品物です。

リトグラフ・シルクスクリーンのお買取りでは、シミ・ヤケ・傷などの有無、額装、購入時に添付された保証書などとタトウ箱の有無などが重要となります。

とくに深見東州の作品は、人気に比して200部程度の限定数であることが多く、過去発売された版画作品も中古市場で高額取引となる場合がございます。

深見東州作品のご売却をお考えの際は、いわの美術へご一報くださいませ。