この作品は東京のお客様よりお買取させていただきました。 号を8歳の頃に父から与えられた『米邨』としていた頃に描いた作品。 『田中一村』となったころと比べ見ると 画風が全く違うという事が見て取れる。 しかし同時に、後期の一村につながる部分も 葉やその撓り具合などの端々にある。 一村はその生涯を不遇なものと描かれることが 多いが、対照的に後期の彼の作品は美しい奄美の動植物を 描いている。
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