今回いわの美術がお買取り致しましたのは、ローライフレックスの2.8Fというシリーズで、ローライというカメラメーカーが作った作品です。
ローライ社はドイツベルリンのカメラメーカーで、創業当時はフランケ&ハイデッケ社という名前でカメラを作り続けていました。
フランケ&ハイデッケ社は、フォクトレンダーという光学機器メーカーで働いていた営業のパウル・フランケと、技術者のラインホルト・ハイデッケがタッグを組んだ事で始まります。
フランケ&ハイデッケ社は創業当時、横型三眼式のハイドスコープやロールフィルム専用に改造したロライドスコープなどを作って成功を収めます。
1929年には、現在までに作られた二眼レフカメラの元祖と言われているローライフレックスを発売しました。
ローライフレックスは、画質の良い中判カメラに、二眼レフの2つを組み合わせたカメラとなり、ローライフレックスが作られた1929年までにこのようなカメラが作られた事はなかったので世界初を2つも成し遂げた商品となりました。
その後様々なシリーズを作られましたが、1981年にフランケ&ハイデッケ社が倒産した為、翌年にローライフォトテヒニク社として再生を果たしました。
ローライフレックスオートマット
ローライフレックスクセノタール
ワイドアングルローライフレックス
ローライフレックス Lapita
ローライフレックスaurum ゴールド
ローライフレックス プラチナエディションなど
今回いわの美術がお買取りしたお品物は、1960年に発売されたローライフレックス2.8Fと呼ばれるお品物で、中のレンズは上がハイドスマットで、下がプラナーとなっています。
年代の古いカメラなので少し汚れとストラップ、ケースに傷がございましたが、比較的状態が良く高評価でお買取りとなりました。
いわの美術では、古い時代に作られたカメラやレンズなどのお買取りを行っております。
昔趣味で集めたカメラや、ご両親の使っていたカメラなどご処分をお考えでしたら是非一度いわの美術までお問い合わせ下さい。現在の市場価値を踏まえ査定額をお出し致します。
ペンタックス、ライカ、モノクローム、キャノン
マミヤ、プリモフレックス、ハローカメラ、ヤシカ
オリンパス、クイーンフレックス、リコー
ミノルタなど