今回、いわの美術がお買取りしたお品物はキャノンのデジタルビデオカメラXL1です。
1998年にクリエイティブな映像作品作りを目指すハイアマチュアやプロを対象に開発されたデジタルビデオカメラで、発売当時は60万円程したお品物です。
コンシューマー機でありながら水平解像度600TV本に対応した専用の高性能16倍ズームレンズ「キヤノン ビデオレンズ 16×ズームXL5.5-88mm IS」や、レンズの焦点距離を1.6倍にするリアコンバーター「キヤノン エクステンダー XL1.6×」などのレンズに交換できる事が当時のビデオカメラ業界の注目を浴び、撮影目的・用途・条件に応じて最適なレンズを選択できる事が人気の秘密だったといわれています。
独自の「XLマウント」を採用しているため、現在のデジタルビデオカメラでは当たり前の機能である「手ブレ補正」の機能もついており、XL1sという後継機が登場した程の人気を持っていました。
今回、お買取りしたCANON XL1は、数か所の傷はございましたが、レンズは綺麗な状態で、専用のハードケースには以前の持ち主の名前などがマジックで記入されていましたが、ワイヤレスコントローラーやコンパクトパワーアダプターなどの付属品も揃った状態でお譲り頂きました。
また、失くしてしまいがちな取扱い説明書も綺麗に残されておりましたので、高い評価でのお買取りとなりました。