ワルミンク 置時計 今回、いわの美術がお買取りしたお品物はオランダにあった時計メーカー・ワルミンクの置時計です。
発音によってはワルミンクの他にもワーミンクなどとも呼ばれています。
ワルミンクはアンティーク時計としてもとても人気の高い時計で、その人気の秘密は大量生産とは無縁の伝統的な方法で作られた時計ならではの美しさがあるからです。
ワルミンクは現在、創業を停止しており、現存する時計のみが中古市場で取引をされており、希少性が高まっているアンティーク時計です。
お買取りしたワルミンクの置時計はゼンマイ式で小型ながらも月齢表示機能「ムーンフェイズ」も付いていました。
文字盤のデザインの美しさ、外観の装飾はさすがはワルミンクといったとこでしょうか。
ウェストミンスターのチャイムを搭載しており、30分に1回鐘が鳴る仕組みになっています。
構造は吊り天賦式で、振り子式と比べると水平設置にそこまでシビアではなく、広く普及した構造なのですが、定期メンテナンスを怠ってしまうとすぐに調子を悪くしてしまう欠点がございます。
調子が悪くなってしまった吊り天賦式の時計は、修理をしても復活させるのが難しいと言われております。
そのため、ワルミンクの置時計で、今回のように保存状態も良いものですと高価買取となっております。
また、ゼンマイ式の時計はゼンマイの有無がとても重要になってきます。 ゼンマイが無い場合、買取額がかなり下がってしまいますので、付属品はなくさない事が高価買取に繋がります。
また、動かないアンティークの時計の買取も行っておりますが、部品取りの利用価値しかないためジャンク品扱いでの買取となります。