今回は、時代物の象牙の麻雀牌のセットをお買取致しました。麻雀がご趣味だったという御家族の遺品の一つとしてお買取させていただきました。
現代の麻雀牌というと、ねり牌といわれる樹脂製のものが殆どですが、古くは牛骨の麻雀牌が主流であり、象牙製や鯨骨のものもあったそうです。その他、珍しい麻雀牌の材質としてガラス、真鍮、アルミニウム、翡翠、瑪瑙、純金、貝殻製などがあげられます。
今回お買取の麻雀牌は、稀少な象牙の麻雀牌です。牌の背の部分は、昭和後期頃まで主流であった竹製で、これは竹牌と呼ばれます。竹牌は欠けやすく、牌ごとに木目が微妙に異なるため、不正行為であるガン牌ができる懸念もあり、近年では背までを樹脂で成型した牌が多く普及するようになりました。
現在は竹の部分を作る職人がいないため、日本では竹牌はつくられていないという稀少な象牙の麻雀牌を、象牙の点棒とあわせてセットにてお買取させていただきました。
いわの美術では、象牙の麻雀牌の買取を強化しております。
麻雀牌の買取は牌がすべて揃っている事が前提となります。麻雀牌の素材が象牙か樹脂製か判断がつかない場合は、一度いわの美術までお問合せください。
象牙の麻雀牌か否かは、象牙特有の目・模様の有無で識別しておりますので、買取のお問合せの際は、麻雀牌の全体の写真の他に、牌の目・模様が見えるようなお写真をお撮りいただき、弊社宛にメールに添付してお送りください。買取担当がお調べして、買取のご案内をご連絡致します。買取査定は無料ですので、ご売却をお考えの象牙の麻雀牌がございましたら、一度お問い合わせください。