こちらのカポディモンテフィギュリン「医者と夫人」はセクシーな女性と医師の掛け合いが聞こえてくるような表情が印象的です。
状態がよく、磁器の底に記されたマーク、職人のサインが確かであったため買取が実現しました。
カポディモンテの医者シリーズはほかに「女医」「薬剤師」「外科医」などが出ており、
その一つ一つがリヤドロなどとはまた違った躍動感やユーモアに満ちています。
「かつてはカポディモンテ人形を集めていたが、リフレッシュしてまた新しいコレクションを始めたい」という場合など、いわの美術の無料査定フォームよりお問い合わせください。
カポディモンテ磁器とは
1743年、ナポリ王カルロス三世がナポリ近郊のカポディモンテ城内に窯を開きました。
そこで製作された軟質磁器を指してカポディモンテ磁器、と呼ばれています。
その後の1759年にカルロスがスペインの王となりました際に工房をマドリッド郊外のブエンレティロに移します。それまでの16年間の間に、大量の多様な磁器が作られたといいます。
のちにナポリに再興された1771年~1806年の王立窯での製品とは区別されています。
はじめはマイセン風のものを模倣しましたが、のちに古典的なものを主題としました。
現在ナポリの城には2000点ものカポディモンテ磁器の作品が保存されています。
今では、職人たちに受け継がれたカポディモンテ磁器の意匠を忠実に受け継いだ優秀なメーカーのみが、カポディモンテという名称を名乗ることを許されます。
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