【十八銀行 ソフビ貯金箱】洋食器・インテリアの買取実績一覧

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十八銀行 ソフビ貯金箱

十八銀行 ソフビ貯金箱
作家名
十八銀行

お品もの詳細

いわの美術で最近お買取りしたお品物から、十八銀行のソフビ貯金箱「ひょっこりひょうたん島 プリンちゃん」をご紹介します。

ソフビとはソフトビニールの人形を指す略語で、発売当時は子供向け玩具でしたが、年月を経て付加価値がつき現在ではコレクターズアイテムとして市場で高値取引がみられる品物です。



ソフビ人形の流行時期

1950年代にセルロイド玩具の可燃性が指摘されると、ソフトビニールが主流に取って代り、1960年代後半から70年代にかけて全盛期を迎えます。

ポリ塩化ビニルを金型に流し込み加熱・重合したのち、型抜きし成形・着色する製法のため、味のある質感が人気の一要因とも言えます。

代表的なソフビ玩具メーカーにはマルサン、ブルマァク、ポピー、バンダイ、が挙げられます。



ソフビ人気の歴史

1958年の月光仮面からモノクロ特撮・アニメーションは人気市場を形成しはじめ、カラーテレビの普及を待って1966年のマグマ大使を皮切りにカラー特撮の放映が始まります。

1966年にマルサンがウルトラQの怪獣ソフビ人形を発売するとソフビ人気に火が付き、ウルトラマンシリーズの人気とともにウルトラマン・ウルトラセブン・キャプテンウルトラ・ブースカなどを同年に発売します。

第一次怪獣ブームが終焉する1968年、最初の怪獣ソフビヒットメーカーとなったマルサンは、怪獣以前の投機失敗の負債から倒産し、ソフビ事業は元社員が起こしたブルマァクへ引き継がれます。

1971年の帰ってきたウルトラマンを皮切りに空前の怪獣ブームに突入し、仮面ライダー

の放送開始から等身大ヒーローの変身ブームも同時に巻き起こりました。

このブームのさなかソフビと人気を二分する超合金のロボット玩具が台頭していきます。

1975年にウルトラマンレオをもってウルトラシリーズが終結、第一次オイルショックを契機に債権引き上げ等があり、さらに超合金の製品シェア争いが命運を分け、ブルマァクは倒産します。

ブルマァク以降、ポピー社がソフビと超合金の二分野で玩具市場を牽引し、1990年代のレトロブームによる復刻を経て、現在もマルサン・ブルマァク、ポピーはコレクター人気3巨頭となっています。



銀行によるソフビ製の貯金箱

昭和後期には玩具のほか、銀行や製薬会社による顧客向け記念品・ノベルティ配布物としてもソフビやソフビ素材の貯金箱が多数流通していました。

オリジナルのマスコットをはじめ、人気番組のキャラクターを採用した銀行もあり、今回のお品物である十八銀行のものも後者に当たります。

ひょっこりひょうたん島は1964年から1969年にかけて放送され、ソフビ発祥前後に子供たちに支持されたコンテンツであり、当時の子供世代が銀行を利用する年代となった1980年代に十八銀行で採用されました。

十八銀行は長崎県を拠点とする地方銀行のため流通数が比較的少なく、そのため十八銀行のひょっこりひょうたん島ソフビ貯金箱は現在の中古市場価格が高い傾向にあります。



ソフビ人形・希少なソフビ貯金箱お買取りいたします!

いわの美術では骨董品・美術品を中心に中古市場で人気の高いお品物を積極的にお買取りしております。

ソフビの人気筆頭は、古い年代のウルトラ怪獣、とくにマルサンⅠ期のウルトラ怪獣、レッドバロン、ジャンボマシンダーなど。

銀行ソフビ貯金箱では、十八銀行のひょっこりひょうたん島のほか、大和銀行の鉄腕アトムも高額商品となる期待が高いです。

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ソフビ人形のご売却をお考えでしたらぜひ、いわの美術にご用命ください!

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