今回いわの美術でお買取りした飾皿は、フランス国窯であるセーブル製陶所による『金彩コバルト飾皿 マリー・アントワネット像』です。
1757年にパリ郊外のセーブルで始まり、当時フランスで流行していたロココ調の絵画表現が用いられた高級な芸術品でした。
当時セーブルの名声を押し上げたのが2つの釉薬、濃紺色の『ブリュ・ド・ロワ(王の青)』と『ロゼデュポンパドール(ポンパドールの薔薇色)』です。
お買取りした飾皿は『ブリュ・ド・ロワ』と金彩のコントラストが華やかで、自身がセーブルを多用したマリー・アントワネットが描かれた美しい作品です。
いわの美術ではセーブルのお買取りを強化しています。