三重県に生まれた杉原元人は、父親の都合で北海道に引っ越し、その後関東に移住し川端画学校へと入学します。
川端画学校卒業後は、日本画家川合玉堂の高弟である児玉希望に師事し日本画を学び、北海道で育った時に培った感性を屈指して、人物、山水、花鳥などを数多く描きました。
その後、34歳の時に日展に出した作品が初入選を果たし、1955年には日展特選白寿賞受賞、1968年には日展菊華賞を受賞します。
それらの功績が認められ、1969・1977・1984・1987・1992年に日展の審査員として活躍し、1978年には天皇皇后陛下御座所の間に「瀬波の海」という作品を献上しました。
その後も国際芸術文化大賞の受賞や日展の評議員、日春展審査委員などに就任するなど様々な功績を残し、日本画壇を代表する画家の1人となりました。
90歳を超えても尚作品制作の意欲は衰えず、97歳で亡くなるまで積極的に作品を描き続けたそうです。
今回いわの美術では、杉原元人の荒磯という作品をお買取り致しました。
大きな岩が多い海岸に波が強く打ちつけられている場面がとても力強く描かれています。
ゴツゴツとした岩の質感にコケが生えている様子、波の荒々しさなどが鮮明に表現されている素晴らしい作品となっています。
こちらのお品物は状態がとても良かったので、高評価にてお買取り致しました。
弊社いわの美術では、杉原元人の作品をお買取り強化しております。
杉原元人は風景画を得意としており、その中でも山や海を描いた作品は高評価を得ています。
家や事務所、お店などに飾られている杉原元人の作品をご売却お考えでしたら是非いわの美術までお問い合わせ下さい。
弊社いわの美術では、杉原元人の作品以外でも様々なお品物をお買取りしております。
高山勝雄、西田俊英、吉田博、狩野芳崖、菅原さちよ、清水規、加藤東一、平松礼二
山口蓬春、後藤純男、高山辰雄、池田遙邨、青山亘幹、荻原季美子、加倉井和夫
中島千波、黒木美都子、妃耶八、松村公太、清水規、梅原幸雄、中路融人などなど
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