【平賀亀祐　油彩画「アルゼリヤ娘の水汲」】絵画の買取実績一覧

三重県生まれの洋画家で小さ頃から絵を書いており、学校の先生に鞭で叩かれても絵を描くのをやめなかったそうです。
絵の勉強の為、移民という形で16歳という若さでアメリカ渡り、農家、料理店、宝石商、時計修理、漁師、土木工事など、様々な仕事を通して、自らを磨きながらカリフォルニア大学美術科等で学びました。
その後フランスへ渡り、当時最も権威のあるフランスの国際公募展の「ル･サロン」に出品し初入選を飾ります。

フランスでは高い評価を得ており、しっかりとした質感、落着きある色彩でパリの街頭を多く描いています。
「ル･サロン」において数々の賞を受賞し、フランス政府より日本人画家として初めて芸術文化勲章を贈られた人物で、パブロ・ピカソや藤田嗣治らと交友関係がありました。
1971年「平賀美術館」建設を胸に抱きながら、フランスパリの自宅にて永眠しました。

今回、買取させて頂いた平賀亀祐の油彩画は人物画ですが風景画を多く描いている作家なのでお持ちの風景画で気になる油彩画があれば鑑定も無料で行っている、いわの美術までお気軽にご連絡下さい！！