ジャン・ピエール・カシニョール リトグラフ 今回、いわの美術がお買取りしたお品物は、ジャン・ピエール・カシニョールのリトグラフです。
ジャン・ピエール・カシニョールはフランスの画家で、エレガントな装いのどこか退屈そうに一点を見つめている女性を描いた作品が多く、日本でも人気のある画家として知られています。
サロン・ドートンヌの会員として活躍をし、1971年に初めて日本へ来日した際、大規模な個展を東京で開催しました。
その時に知り合ったのが「トットちゃん」の愛称で知られている黒柳徹子で、カシニョールは彼女の肖像画を描いています。
今回、お買取りしたのはカシニョールのリトグラフで、76/150とエディションナンバーが記載されており、分母の数から150部刷られた物である事が分かります。
リトグラフにはエディションナンバーという番号が必ず作品の余白部分に記載されており、そこには作家のサインも記されています。
リトグラフの買取には全部で何枚刷られているかによっても買取額が変わってきますので、問い合わせの際は、エディションナンバーの分母の数をお知らせ下さい。
今回のカシニョールのリトグラフの買取では、目立った汚れやシミも無く、良い状態での買取となりました。
シミや汚れ、日焼けなどはマイナス評価となりますので、買取額が下がってしまいます。
今は売却する予定がない作品でも、後に売却する事がお考えであれば、保管場所にも注意し、大切に扱う事をお勧めしております。