今回いわの美術では、雨宮敬子の「照」という作品をお買取り致しました。
彫刻家雨宮治郎の娘として1931年東京に生まれた雨宮敬子は、父と同じ彫刻家を目指し高校卒業後、日本大学の芸術学部美術学科に入学します。
日本大学を卒業した同年に、自身の作品を第十二回日展に出品し初入選を果たしました。
初入選から2年後の1958年と1963年に同じく日展で特選を受賞、1966年に日展会員、1978年には日展評議委員に選ばれます。
その後も作品制作を続け、54歳の頃日展で出品した作品が内閣総理大臣賞を受賞するという功績を残しました。
晩年も作品制作を続けながら、展覧会の審査委員や常務理事になるなどして後世の育成にも励み、2017年には旭日中綬章を受賞、同年には文化功労者にも選ばれます。
そして2019年88歳でこの世を去りました。
今回お買取りしたお品物は雨宮敬子が製作した裸婦像「照」という作品です。
ショートカットの女性が裸で体育座りをしている作品で、女性独特の柔らかさが精密に表現されています。
こちらのお品物には、作者のお名前が入った台座と証明書がついており状態も良かったので高価買取となりました。
弊社いわの美術では、雨宮敬子の作品を買取強化しております。
ブロンズ像は作品によりお買取り可能かどうか変わります。
ご売却の際には作品全体・作品に書かれているサイン・保証書のお写真を頂けましたらお調べ出来ます。
遺品整理・生前整理・コレクションの整理・お引越し・家や蔵の解体などでご売却のお品物などございましたら是非いわの美術までお問い合わせ下さい。
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