こちらのお写真は、先日お買取致しました武腰一憲作 九谷焼の色絵飾皿です。
武腰一憲は、九谷焼の名工として知られる九谷庄三洞四代の長男として生まれ、九谷焼の将来を担う、今、期待の作家です。
武腰一憲の作品は、伝統の風合いを大切にしながらも、現代人らしい新感覚の作風は人気が高く、独創的魅力をもっています。
今回お買取した武腰一憲の色絵飾皿は、九谷焼らしく力強い色彩の作品で、皿の見込み部分に豪華で上品な梅の木が精巧に描き込まれた、春の季節を表現した色絵が彩られた逸品です。
梅の木の後ろの月が深みある青の夜空のアクセントとなり、また、縁には幾何学模様が描かれ全体を引き締めています。 しっかりとした生地に丁寧に絵付けされ、九谷の独特のデザイン美のある素晴らしい作品です。 買取査定では、武腰一憲の箱書き・落款付の共箱がありましたが、飾皿裏面に汚れがみられたため、若干のマイナス査定となりましたが、作品の出来や市場需要なども加味して、総じて良い評価にて買取を行いました。
いわの美術では、モダンで斬新な作風が大変人気な武腰一憲の作品買取を強化しています。武腰一憲の作品のご売却をご検討中でしたら、是非、高価買取りも行っているいわの美術までご連絡ください。買取査定は無料で行っています。