今回お買取りの中から紹介させていただくお品は、吉羽與兵衛の『国師丸釜』です。
茶の湯において大切な茶釜を作る職人は、現在京都には数名しかいません。
その中でも昔ながらの、炭火で鉄を溶かす技法で歴史と伝統を守る吉羽與兵衛は、格別に美しく艷やかな京釜を生み出しています。
吉羽與兵衛は2008年に二代目から三代目に引き継がれました。
三代目 吉羽與兵衛は子供の頃から扉を開ければ仕事場、という環境で育ち、初代(祖父)・二代目(父)の両方の影響を受け、伝統を守りつつ更に独自の『用の美』を追求しており、非常に人気が高い釜師です。
いわの美術では吉羽與兵衛の茶釜、風炉、花入などの茶道具をお買取りしております。