今回いわの美術がお買取りしましたのは、世界的に有名なクリスタルガラスのメーカーでバカラから発売されたスヌーピーの置物です。
クリスタルガラスの代名詞とも言われているバカラは、フランス国王ルイ15世の許可を得て、1764年にフランス東部のバカラ村で設立されました。
試行錯誤を繰り返した結果、創設から52年経ってクリスタルガラスの製作に成功、1823年に行われたパリ国民博覧会では、カットの技術やクリスタルの透明度が評価され金賞を受賞します。
その2年後、アルクール公爵の婚礼の為に作られた「アルクール」という名のデザインが誕生し現在でも人気のシリーズとなっています。
以降、タリランドやパーフェクション、マッセナなど様々なシリーズが製作され、その美しさから皇帝御用達のブランドとなりました。
ルイ18世やヨーロッパ・タイ・モロッコ・日本の王室もバカラを注文しており、日本の昭和天皇は旅行でパリを訪れた際にバカラショップへ行かれているそうです。
多くの人々を虜にしているバカラ製品は、とても高い品質基準があってこそと言えます。
透明度の高い製品にする為鉛は必ず30%以上含む事、いい品物を出す為カットの形やグラスの厚みなど数ミリでもおかしい物は破棄しているからこそ、良い作品が生まれるのです。
バカラ スヌーピー
今回お買取りしたのはバカラガラスで作られたスヌーピーの置物です。
スヌーピーのまるっとした可愛らしいフォルムが忠実に再現されている作品になっております。
今回お買取りしたのは普通のスヌーピーですが、以前には王冠を被っているもの、ゴルフをしているもの、座っているものや、スヌーピーの親友でもあり相棒でもあるウッドストックのバカラガラスで作られた置物も販売されておりました。
今回こちらのお品物は、コレクションされていた方からお売り頂いたお品物です。
バカラやラリックなど様々なガラス工芸品をコレクションされていたそうですが、地震で数点破損してしまった事をキッカケにコレクションの整理を始めたそうです。
そこで、お品物の画像や大きさ、箱や付属品があるかどうか資料をメールで頂きそこから査定をしてご納得頂けましたので出張でお買取り致しました。
弊社いわの美術では、バカラ製品のお買取りを行っております。
バカラ製品のご売却をお考えでしたら、お品物全体・刻印のお写真と、箱などの付属品の有り無しやお品物の大きさをメール・LINEでお問い合わせ下さい。
また、バカラ以外にも様々なガラス工芸品をお買取りしております。
買取可能なガラス工芸品
薩摩切子・ガレ・ラリック・大正ガラス・ミューラー・古代ガラス・サンルイ・石井康治
黒木国昭・ドーム・藤田喬平・氷コップ・ローマンガラスなど
今回お買取りしたのはガラス工芸でしたが、弊社いわの美術では様々なお品物をお買取りしております。
お茶道具や香道具・絵画・掛軸・甲冑・刀・仏像・古銭・金貨・お酒・ジュエリー・カメラ・大工道具・スピーカー・和楽器・洋食器・レトロなおもちゃ等々
お引越しや遺品整理で出てきたお品物のご売却はいわの美術までお問い合わせ下さい。