こちらのお写真は、以前いわの美術がお買取りした古い時代に使われていた電話機です。
現在電話機はプッシュ式の音を電気信号に変換して相手と話ができる仕組みになっていますが、この時代での電話機は電話機の横についているハンドルを回すことによって発電させ、一度、電話交換手につなぎ、電話を掛ける相手先を口頭で伝えることによって初めて相手と会話ができる仕組みになっていました。
そのため、当時では電話交換手という女性を主にした専門職がありました。
お買取りしたお品物は、古い空き家を解体するため、家の中に残された物で買取れる品物があれば買取って欲しいというご依頼で、弊社スタッフが見つけたものでした。
受話器を受ける部分がグラグラしていたのと、コードの糸のほつれなどの経年劣化が見られましたが、珍しいお品物でしたので高価買取させていただきました。