【進藤武松】彫刻の買取作家・取扱い一覧

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進藤武松

進藤武松
進藤武松(1909~2000)
東京都出身の昭和~平成時代に活躍した日本の彫刻家です。
写実的な女性の裸体像や若い男性像を得意とした彫刻家で、美空ひばりの等身大のブロンズ像を手掛けている事でも知られています。
この美空ひばりのブロンズ像は、12歳の頃の美空ひばりが「悲しき口笛」を歌っている姿をモチーフにしており、シルクハットをかぶり、燕尾服にステッキを持った姿が当時の美空ひばりを思い起こさせてくれます。
 
私立では唯一の理科の専門学校であった東京物理学校に入学した進藤武松ですが、訳あって中退しており、構造社彫塑研究所に入所しました。
構造社は昭和時代の戦前期に設立された彫刻団体で、彫刻と建築の総合を目的として結成されたものです。
進藤武松はここで斎藤素巌に学びました。
ちなみに斎藤素巌は構造社を結成した中心人物の一人で、作品は主にメダルやレリーフといったものが中心でした。
 
斎藤素巌はもともと帝展で裸婦像などを手掛け活躍していた彫刻家でしたので、進藤武松も師譲りの技術力と表現力の高さで多くの裸婦像を手掛けてきました。
進藤武松が生み出す作品は写実を主体として、力強く密度ある肉付けで人体の個性や生命感を表現しており、人間を写し出したような雰囲気を持っています。
そこには、モデルにごく自然でその人物を引き立たせるしぐさを求め、さらに精神性を組み込む進藤武松の制作スタイルが大きく関係しています。
 
こうして進藤武松は構造社の展覧会で初入選を果たすと次々に受賞を重ね、文展に活躍の場を広げます。
日本芸術院賞を受賞し、日展で中心的作家として活躍するようになった進藤武松は、日展常務理事、日本彫刻会常務理事をつとめるほどの彫刻家として認められました。

進藤武松年表


1909年 東京都で生まれる
1929年 構造社彫塑研究所に入所する
1934年 構造賞を受賞する
1938年 文展で特選となる
1952年 日展で特選となる
1961年 日展評議員となる
1967年 新日展で文部大臣賞を綬総する
1968年 日本彫刻会理事となる
1973年 日本芸術院賞を受賞する
1975年 日展理事となる
1980年 日本彫刻会委員長となる
1983年 日本芸術院会員となる
1984年 日展顧問、日本彫刻会常務理事となる
1985年 勲三等瑞宝章、紺綬褒章を受章する
1987年 日展常務理事となる
1993年 美空ひばりの等身大ブロンズ像を完成させる
2000年 逝去

1909年 東京都で生まれる

1929年 構造社彫塑研究所に入所する

1934年 構造賞を受賞する

1938年 文展で特選となる

1952年 日展で特選となる

1961年 日展評議員となる

1967年 新日展で文部大臣賞を綬総する

1968年 日本彫刻会理事となる

1973年 日本芸術院賞を受賞する

1975年 日展理事となる

1980年 日本彫刻会委員長となる

1983年 日本芸術院会員となる

1984年 日展顧問、日本彫刻会常務理事となる

1985年 勲三等瑞宝章、紺綬褒章を受章する

1987年 日展常務理事となる

1993年 美空ひばりの等身大ブロンズ像を完成させる

2000年 逝去


進藤武松代表作


『哺乳』
『豚』
『男』
『球』
『薫風』

『哺乳』

『豚』

『男』

『球』

『薫風』


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