【伊勢崎満】茶道具・煎茶道具の買取作家・取扱い一覧

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伊勢崎満

伊勢崎満
伊勢崎満(1934~2011)
岡山県出身の備前焼の陶芸家です。
陶像などにすぐれた作品を残した伊勢崎陽山の長男として生まれ、小学生の頃から盥一杯の陶土を篩でおろさなければ遊びにいけなかったという環境もあり、幼い頃から父親の陶技を学び育ちました。
また、近くに工房を構える金重陶陽の作品を通りのガラス越しに見る事のできる環境にあった事が、後の作陶に大きな影響を与えています。
 
岡山大学に進学しましたが、父親の仕事を手伝う事になり、大学を中退し、本格的に作陶生活に入ります。
弟・淳と共に備前焼中世の古窯や穴窯を復元し、備前ではその窯で初めて焼成する事に成功しました。
この事によって弟と共に岡山県重要無形文化財に認定され、更なる窯の改良を続け、作品によって登窯と中世の穴窯を使い分け、電気窯やガス窯は一切使用しない松割木による備前焼の伝統的な生産方法を守り続けています。
 
古備前への探究心と大学で学んだ彫塑の造形感覚を駆使した斬新なデザインの作品は高い人気を誇っており、その中でも茶陶に関しては桃山風の造形や土味、焼成を追求し本格派として多くの茶人から愛されています。
また、登窯による緋襷の焼成に定評があり、見事な景色は多くのファンを魅了しています。

伊勢崎満年表


1934年 岡山県で生まれる
1957年 岡山大学教育学部特設美術科彫塑専攻を中退する
父に師事して作陶生活に入る
1962年 弟・淳と共に中世の半地上式穴窯の復元に成功する
1963年 穴窯焼成による二人展開催する
1964年 日本工芸会正会員に推挙される
1972年 備前陶心会会長に就任する
1973年 緋襷花器が外務省に買い上げられ、中国の日本大使館に展示される
1974年 第6回金重陶陽賞を受賞する
1984年 岡山日々新聞社文化賞を受賞する
1987年 日本工芸会中国支部審査員に就任する
1990年 岡山県文化奨励賞を受賞する
1994年 山陽新聞文化功労賞を受賞する
1998年 田部美術館大賞「茶の湯の造形展」大賞を受賞する
岡山県重要無形文化財「備前焼」の保持者に指定される
2000年 岡山日日新聞芸術文化功労賞を受賞する
2004年 茅葺屋根の葺き替えをして「茅葺ギャラリー陽山居」を設立する
2007年 小形登窯と穴窯を築窯する
2011年 逝去

1934年 岡山県で生まれる

1957年 岡山大学教育学部特設美術科彫塑専攻を中退する

00000年父に師事して作陶生活に入る

1962年 弟・淳と共に中世の半地上式穴窯の復元に成功する

1963年 穴窯焼成による二人展開催する

1964年 日本工芸会正会員に推挙される

1972年 備前陶心会会長に就任する

1973年 緋襷花器が外務省に買い上げられ、中国の日本大使館に展示される

1974年 第6回金重陶陽賞を受賞する

1984年 岡山日々新聞社文化賞を受賞する

1987年 日本工芸会中国支部審査員に就任する

1990年 岡山県文化奨励賞を受賞する

1994年 山陽新聞文化功労賞を受賞する

1998年 田部美術館大賞「茶の湯の造形展」大賞を受賞する

00000年岡山県重要無形文化財「備前焼」の保持者に指定される

2000年 岡山日日新聞芸術文化功労賞を受賞する

2004年 茅葺屋根の葺き替えをして「茅葺ギャラリー陽山居」を設立する

2007年 小形登窯と穴窯を築窯する

2011年 逝去


伊勢崎満代表作

『矢筈口耳付水指』
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