【井高帰山(初代)】茶道具・煎茶道具の買取作家・取扱い一覧

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井高帰山(初代)

井高帰山(初代)
井高帰山(初代)(1881~1967)
兵庫県出身の陶芸家です。
初代・宮川香山を師に持ち、「香山秘蔵の弟子」の一人に数えられ、宮川香山に弟子入りしていた頃は「井高香渓」と名乗っていました。
実は、もともと兵庫県出石陶磁器試験所で技師をしていた井高帰山は、真っ白な白高麗を焼く事ができる腕を持っており、その腕に惚れ込んだ宮川香山が門人に迎え、弟子となったそうです。
その溺愛ぶりはかなりのもので、井高家に残る一枚の領収書には宮川香山が買い与えたハイカラーのシャツとクロックコートの代金が金二十九円五十銭と書かれており、この事からも宮川香山が井高帰山を溺愛していた事が分かります。
 
宮川香山の命で軽井沢の三笠窯に従事し、その後は友田安清が創設した金沢市の日本硬質陶器株式会社で働きました。
井高帰山がいなくなった三笠窯では宮川香山の死後、衰退してしまいましたが、三笠ホテルの創業者・山本直良から三笠焼を再興させたいという声を受け、再び軽井沢へ向かい、「浅間焼」を誕生させました。
これは火山噴出物の軽石を原料に混ぜ焼成する焼物で、三笠焼同じ原料を使用しています。
 
ちなみに日本硬質陶器株式会社で働いた後、東京に戻った井高帰山は目黒に「帰山窯」を築き作陶に励んでおり、三笠焼再興のために窯は息子へ譲ったそうで、現在は神奈川県川崎市に場所を移して井高帰山の孫である通(とおる)が「帰山窯」を継承しています。
 
井高帰山は全ての作品において助手などを使わず、一人で作陶をしていたため、残された作品が少なく、中古市場でも高値で取引されている作品が多い作家として亡くなった現在でも注目されています。
その作品は主に煎茶器が多く、青磁、白磁なども手掛けています。

井高帰山(初代)年表


1881年 兵庫県で生まれる
1899年 津名郡立陶器学校を卒業する
1903年 出石陶磁器試験所を辞める
初代・宮川香山の門下に入る
1905年 宮川香山の紹介で浅間の信州軽井沢製造所(三笠焼窯元)に聘される
1914年 マット釉の研究を始める
1920年 帰山と号すようになる
1921年 軽井沢三笠ホテルで三笠焼の再興を引き受け、同時に浅間焼と改名する
1927年 「東陶会」の結成に参加する
1959年 7月7日真葛宮川智之助逝去のため葬儀に参列する
1967年 87歳で逝去

1881年 兵庫県で生まれる

1899年 津名郡立陶器学校を卒業する

1903年 出石陶磁器試験所を辞める

00000年初代・宮川香山の門下に入る

1905年 宮川香山の紹介で浅間の信州軽井沢製造所(三笠焼窯元)に聘される

1914年 マット釉の研究を始める

1920年 帰山と号すようになる

1921年 軽井沢三笠ホテルで三笠焼の再興を引き受け、同時に浅間焼と改名する

1927年 「東陶会」の結成に参加する

1959年 7月7日真葛宮川智之助逝去のため葬儀に参列する

1967年 87歳で逝去


井高帰山(初代)代表作

『出石南渓白鷺浮文様(一枝瓶)』

『白磁がま仙人香合』

『寒月梅花酒杯』

『白磁霊芝耳龍彫壺』

『青磁鯉耳花活』

『青磁雲中鳳凰花活』

観音経盛上経筒水指
青磁香炉
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