【叶光夫】茶道具・煎茶道具の買取作家・取扱い一覧

叶光夫

叶光夫(１９０３～１９７０)

兵庫県淡路島に生まれた日本の陶芸家です。
初代・叶松谷の弟で、京都市陶磁器試験所に学び、小森忍に師事しました。

昭和21年の日展に初入選し、日本の美術展に数多く出品し買上げされ、後に現代美術工芸展、日展の審査員などをつとめました。
各種の国際展にも出品しており、ドイツやブラジルなどに作品が所管されています。

昭和45年8月21日死去。67歳でした。

叶光夫年表

1909年　兵庫県で生まれる
1920年　大連支那陶磁研究所入所
1943年　満州国嘱託として官窯設置の為に満州に渡る
1946年　日本美術展　初出品
1949年　日本美術展　特選
1950年　「白瓷印花壺」文部省買上げ
       　　現代日本陶器パリ展　出品
       　　「白瓷壷」仏国パロリス美術館所管
1953年　日本美術展　北斗賞
       　　「白瓷劉花壺」ブラジルサンパウロ美術館所管
1954年　日本美術展　出品依嘱
1957年　日本美術展　審査員
       　　「白瓷銅〆壺」日本美術院買上げ　文部省所管
1958年　日展会員
1960年　現代工芸美術展　審査員
       　　京都市美術展　京展賞
       　　ベルギー国際陶芸展　出品
1962年　チェコ国際陶芸展　出品
1964年　日展審査員
       　　イタリア国際陶芸展　出品
1966年　京都工芸美術代表団員　訪中
1967年　現代工芸美術展　審査員
       　　日展審査員
       　　第10回日展文部大臣賞　受賞
1970年　67歳で死去