【河合誓徳】茶道具・煎茶道具の買取作家・取扱い一覧

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河合誓徳

河合誓徳
河合誓徳(1927~2010)
大分県出身の昭和~平成時代に活躍した日本の陶芸家です。
白磁を中心に安定感のあるどっしりとした造形に、長年の釉薬研究を活かした大胆な絵付けを施しつつ、的確な構成力によって表情豊かな作品が特徴で、日本の美意識・倫理観に根ざした「日本独自」の陶磁の創造を追求しています。
 
河合誓徳は浄土宗の寺の子として生まれ、小学校の頃から独学で作陶を行うようになっていました。
中学では寄宿舎の裏に窯を設けて釉薬を自作していたというエピソードが残されており、若くして才能を開花させていた事が伺えます。
しかし、中学校卒業後は画家を志しており、京都の日本画家・山本紅雲に師事していますが、地元に戻り伊万里の工房に勤務していました。
再び京都に出て6代・清水六兵衛主宰の陶芸クラブに所属し、日展で初入選を果たすと以後、入選を重ねていきます。
こうして京焼の名工であった河合栄之助の娘と結婚して河合姓と名乗るようになりました。
 
もともと日本画を習っていた事からその時の経験をいかし、自由な表現の器形と長年の釉薬研究によって得られた知識を融合させ、彩色美溢れる絵付けを施した作品を展開し、作風として確立する事に成功しています。

河合誓徳年表


1927年 大分県で生まれる
1944年 旧制大分県立宇佐中学校を卒業する
1947年 京都の日本画家・山本紅雲に師事する
1951年 京都陶芸家クラブに加入し、主宰者の6代・清水六兵衛に師事する
1952年 日展で初入選となる(以後入選を重ねる)
1953年 河合栄之助の婿養子に迎えられ跡を継ぐ
1962年 第5回新日展で特選となる
1968年 第11回新日展で菊花賞を受賞する
1970年 日展審査員に就任する(以後歴任する)
1975年 紺綬褒章を受章する
1977年 スイスのスピツ芸術協会より招聘作品展を開催する
1979年 改組21回日展で会員賞受賞、翌年評議員に選任。
1989年 第21回日展で内閣総理大臣賞を受賞する
1991年 第13回日本新工芸展で内閣総理大臣賞を受賞する
1997年 日本芸術院賞を受賞する
1998年 日展理事となる
京都市文化功労者となる
2003年 日本新工芸家連盟会長となる
2005年 日本芸術院会員となる
2007年 日展常務理事となる
2008年 日展顧問となる
2010年 肺炎のため82歳で逝去

1927年 大分県で生まれる

1944年 旧制大分県立宇佐中学校を卒業する

1947年 京都の日本画家・山本紅雲に師事する

1951年 京都陶芸家クラブに加入し、主宰者の6代・清水六兵衛に師事する

1952年 日展で初入選となる(以後入選を重ねる)

1953年 河合栄之助の婿養子に迎えられ跡を継ぐ

1962年 第5回新日展で特選となる

1968年 第11回新日展で菊花賞を受賞する

1970年 日展審査員に就任する(以後歴任する)

1975年 紺綬褒章を受章する

1977年 スイスのスピツ芸術協会より招聘作品展を開催する

1979年 改組21回日展で会員賞受賞、翌年評議員に選任。

1989年 第21回日展で内閣総理大臣賞を受賞する

1991年 第13回日本新工芸展で内閣総理大臣賞を受賞する

1997年 日本芸術院賞を受賞する

1998年 日展理事となる

00000年京都市文化功労者となる

2003年 日本新工芸家連盟会長となる

2005年 日本芸術院会員となる

2007年 日展常務理事となる

2008年 日展顧問となる

2010年 肺炎のため82歳で逝去


河合誓徳代表作

『線文壺』

『蒼』

『宴』

『翠影』

『行雲』

『円像』

『木立の道』

『草映』

『花影』

『白象』

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