【鯉江良二】茶道具・煎茶道具の買取作家・取扱い一覧

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鯉江良二

鯉江良二
鯉江良二(1938~)
愛知県出身の陶芸家で、型にとらわれない自由な発想で作陶を続ける現代美術家としての活動も行っています。
中学校を卒業した後にやっていた土管製造のアルバイトで右手の指二本の第一関節を失っており、就職活動では不利な事もありましたが、作陶においては何一つ不自由なく行えるそうです。
タイル工場で5年間勤めた後、常滑私立陶芸研究所に入所し、本格的に焼物の世界を学びます。
独立すると精力的に活動を続け、茶碗、皿、壷など日常使いの陶芸を型にはめず、自由な発想でこれまでに見た事ないような作品を作り上げてきました。
その一つに中身を入れるところころと転がって中身がこぼれてしまう「ころり」というシリーズは実用性という部分ではありえないものですが、前衛的な作品としてであればとても斬新で心惹かれるものがあります。
 
鯉江良二作品の特徴は自由な発想とそのダイナミックさになります。
鯉江自身も食事も寝る事も自分がしたいと思った時にするなど自由でダイナミックな人柄ですので、それがしっかりと作品に表れているのが分かります。
鯉江は焼成にこだわりを持たず、土のままの作品は700度で溶かしたアルミニウムを地面に突き立てるようにして流し込んだ作品は一見、陶芸のようではありませんが、鯉江はアルミニウムを流した時にその熱で地面が焦げる様が焼物だといっており、独創的な陶芸の世界を展開しています。
日本国内のみならず海外の活躍も見られ、海外の大学で講義を行うなど日本を代表する陶芸家として活躍しています。

鯉江良二年表


1938年 愛知県で生まれる
1953年 常滑市立常滑中学校を卒業する
土管製造所におけるアルバイトの作業によって、右手中指と薬指の第一関節を失う
1957年 愛知県立常滑高等学校窯業科を卒業する
日本タイルブロック社に入社する
1962年  常滑市立陶芸研究所に入所する
1965年  常滑陶芸作家協会が設立され入会する
1969年 大阪地下鉄「動物園前」駅の壁画を共同制作する
1970年  大阪万国博覧会の大型陶製ベンチを企画、制作に参加する
1971年  常滑造形集団をつくり参加する
造形集団によるイベント参加・企画を頻繁に行うようになる
1972年 愛知県常滑市奥条天竺に窯を築く
第30回ファエンツァ国際陶芸展に出品する
1975年 愛知県常滑市奥条天竺に大型窯を築く
常滑陶芸作家協会を脱退する
1980年  国際陶芸アカデミー (IAC)会員になる
1988年  スペイン「Talaverade la Reinas」シンポジュームに参加する
1989年 愛知県設楽町に工房を移す
愛知県立芸術大学助教授に就任する
1990年 スペインオロット、韓国ソウルで制作活動を行う
1991年 イギリスのジャパンフェスティバルに出品する
1992年 愛知県立芸術大学教授に就任する
アメリカ・ウエスタン ミシガン大学に於いて講演する
1993年 日本陶磁協会賞を受賞する
1994年 岐阜県恵那郡上矢作町へ工房を移転する
スクリップス大学にて講演する
1996年  岐阜県美術館「鯉江良二展」を開催する
1997年 韓国のソウルセラッミクアートビエンナーレに出品する
1998年 イギリスで個展を開催する
オーストラリア「第6回メルボルンアートフェア」に出品する
2000年 アメリカで個展を開催する
2001年 織部賞を受賞する
2002年 常滑市奥条天竺に、全長20メートル級の窯を築く
2004年 第8回メルボルンアートフェアに出品する
愛知県立芸術大学教授を退官する
2008年 日本陶磁協会賞金賞を受賞する

1938年 愛知県で生まれる

1953年 常滑市立常滑中学校を卒業する

00000年土管製造所におけるアルバイトの作業によって、右手中指と薬指の第一関節を失う

1957年 愛知県立常滑高等学校窯業科を卒業する

00000年日本タイルブロック社に入社する

1962年  常滑市立陶芸研究所に入所する

1965年  常滑陶芸作家協会が設立され入会する

1969年 大阪地下鉄「動物園前」駅の壁画を共同制作する

1970年  大阪万国博覧会の大型陶製ベンチを企画、制作に参加する

1971年  常滑造形集団をつくり参加する

00000年造形集団によるイベント参加・企画を頻繁に行うようになる

1972年 愛知県常滑市奥条天竺に窯を築く

00000年第30回ファエンツァ国際陶芸展に出品する

1975年 愛知県常滑市奥条天竺に大型窯を築く

00000年常滑陶芸作家協会を脱退する

1980年  国際陶芸アカデミー (IAC)会員になる

1988年  スペイン「Talaverade la Reinas」シンポジュームに参加する

1989年 愛知県設楽町に工房を移す

00000年愛知県立芸術大学助教授に就任する

1990年 スペインオロット、韓国ソウルで制作活動を行う

1991年 イギリスのジャパンフェスティバルに出品する

1992年 愛知県立芸術大学教授に就任する

00000年アメリカ・ウエスタン ミシガン大学に於いて講演する

1993年 日本陶磁協会賞を受賞する

1994年 岐阜県恵那郡上矢作町へ工房を移転する

00000年スクリップス大学にて講演する

1996年  岐阜県美術館「鯉江良二展」を開催する

1997年 韓国のソウルセラッミクアートビエンナーレに出品する

1998年 イギリスで個展を開催する

00000年オーストラリア「第6回メルボルンアートフェア」に出品する

2000年 アメリカで個展を開催する

2001年 織部賞を受賞する

2002年 常滑市奥条天竺に、全長20メートル級の窯を築く

2004年 第8回メルボルンアートフェアに出品する

00000年愛知県立芸術大学教授を退官する

2008年 日本陶磁協会賞金賞を受賞する


鯉江良二代表作


『マスク』
『土に還る』
『チェルノブイリ』
『ミザル・イワザル・キカザル』

『マスク』

『土に還る』

『チェルノブイリ』

『ミザル・イワザル・キカザル』


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