【加藤重高】茶道具・煎茶道具の買取作家・取扱い一覧

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加藤重高

加藤重高
加藤重高(1927~2013)
愛知県出身の陶芸家です。
陶磁器研究家として知られる加藤唐九郎の三男として生まれ、愛知県瀬戸窯業学校を卒業後、父に師事して作陶に従事します。
父・唐九郎を支え、自分も陶芸家として制作を行っており、当初はオブジェなどを盛んに制作していました。
その後、作風を大きく変え、叩きの技法を用いた迫力のある量感を持つ花器や水指を発表して高い評価を得るようになります。
日展などの公募展に作品を出品していましたが、ある日を境に公募展の出品を辞め、個展を中心に作品を発表するようになります。
これは、公募展などには公募展が好む作風というものがあり、自由に制作出来ない事が窮屈に感じた結果なのです。
その証拠に個展で発表する作品は多彩な表情を見せる志野を中心とした茶碗や花入などに独特の個性を反映させたものとなっており、現代美濃陶芸界の重鎮として活躍しました。
また、志野以外にも織部、黄瀬戸、唐津も制作しており、その幅広い作域に多くのファンが魅了されています。
残念ながらすでに亡くなっている作家となってしまいましたが、息子の高宏がその意志を受け継ぎ、陶芸家として活躍しています。

加藤重高年表


1927年 愛知県で生まれる
1945年 愛知県瀬戸窯業学校を卒業する
1966年 日展で特選・北斗賞を受賞する
1967年 日本陶磁協会賞を受賞する
1970年 日本現代工芸展で工芸賞を受賞する
1971年 公募展の出展を辞め、個展発表に切り替える
1998年 名古屋芸術家特賞を受賞する
2013年 逝去

1927年 愛知県で生まれる

1945年 愛知県瀬戸窯業学校を卒業する

1966年 日展で特選・北斗賞を受賞する

1967年 日本陶磁協会賞を受賞する

1970年 日本現代工芸展で工芸賞を受賞する

1971年 公募展の出展を辞め、個展発表に切り替える

1998年 名古屋芸術家特賞を受賞する

2013年 逝去


加藤重高代表作


『灰釉刻文花器』
『紫志野刻文花器』
『黒織部茶碗・麒麟』

『灰釉刻文花器』

『紫志野刻文花器』

『黒織部茶碗・麒麟』


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