佐賀県出身の陶芸家で、12代・太郎右衛門の五男として生まれ、唐津らしくない豪快奔放な野性味ある作品で知られています。
陶芸一家という環境下の中、中里隆はデザイナーになる事を夢見ていました。
しかし、根っからの勉強嫌いが災いし、入れる学校がなかったため、やむを得ず身近な陶芸の世界に入りました。
伝統的な唐津の技法を習得しますが、日本国内はもちろん、海外でも中国、東南アジア、アメリカ、ヨーロッパなど様々な場所へ赴き、その土地の土を使って作陶を行い、自らの作風を確立していきました。
唐津に関しては唐津らしくない「野性味」「野蛮」「焼き締め」といった言葉がぴったりな作風が多く、これらは全て唐津の町はずれの陶房で作られています。
隆太窯と名付けられた窯名は中里隆の「隆」と12代・太郎右衛門の「太」の文字をとったもので、唐津特有の鉄分が多い赤土を使用し、足で蹴って回す蹴ろくろを使って成形する昔ながらの唐津の技法を用いています。
この隆太窯には、長男・亀太も陶芸家として作陶を行っており、隆が留守にしている間はしっかりと窯を守っています。
ちなみに次女・花子も陶芸家として活躍しており、自由な作風で注目を浴びています。
中里隆は「器は料理を盛って完成する」と言っており、料理は陶芸と同じくらい大切な事だと思っている事から、料理が引き立ち美味しく感じる器作りを心掛けています。
また、料理の腕前も玄人に匹敵するもので、包丁などの道具の手入れから素材選びまでこだわりを持っているそうです。
1937年 佐賀県で生まれる
1959年 京都市立工芸指導所で学ぶ
1960年 京都清水坂の松風栄一に入門する
1961年 佐賀県立窯業試験場で井上萬二らに指導を受ける
朝日新聞社主催第10回現代日本陶芸展で第一席となる
1965年 ロバート・イングルと九州・四国の窯元めぐりを行う
1967年 世界一周の旅、米、欧州、中近東、東南アジア、韓国などを巡る
オハイオ州ウェズリアン大学講師をつとめる
1968年 欧州・中近東を視察する
1970年 韓国の古窯跡を視察する
1971年 小山富士夫の薦めにより種子島へ渡り、西之表市に築窯する
1972年 小山富士夫の築窯を手伝う
1974年 唐津に帰り、隆太窯を築窯する
越前と沖縄県読谷で作陶を粉う
1980年 韓国鶏龍山窯跡を視察する
1983年 オーストラリアでデモンストレーションを行う
1984年 インドネシア、ミャンマー、インド、ネパール、タイを訪問する
1985年 日本陶磁協会主催現代陶芸選抜展賞を受賞する
1990年 北海道滝川にて青磁・白磁を作陶する
1991年 中国、磁州窯で研修、調査を行う
1992年 中国、均窯・龍泉窯で研修、調査を行う
1994年 フランスでデモンストレーションを行う
1996年 デンマーク、ロイヤルコペンハーゲンから招待を受ける
コロラド州アンダーソンランチセンターから招待を受ける
2000年 ジャマイカでワークショップを開く
2003年 フランス・ラボンヌへ研修旅行をする
2005年 ニューヨークにてマルコム・ライト、中里太亀、中里花子と唐津展を開催する
2006年 ユタ州立大学から招待を受ける
1937年 佐賀県で生まれる
1959年 京都市立工芸指導所で学ぶ
1960年 京都清水坂の松風栄一に入門する
1961年 佐賀県立窯業試験場で井上萬二らに指導を受ける
00000年朝日新聞社主催第10回現代日本陶芸展で第一席となる
1965年 ロバート・イングルと九州・四国の窯元めぐりを行う
1967年 世界一周の旅、米、欧州、中近東、東南アジア、韓国などを巡る
00000年オハイオ州ウェズリアン大学講師をつとめる
1968年 欧州・中近東を視察する
1970年 韓国の古窯跡を視察する
1971年 小山富士夫の薦めにより種子島へ渡り、西之表市に築窯する
1972年 小山富士夫の築窯を手伝う
1974年 唐津に帰り、隆太窯を築窯する
00000年越前と沖縄県読谷で作陶を粉う
1980年 韓国鶏龍山窯跡を視察する
1983年 オーストラリアでデモンストレーションを行う
1984年 インドネシア、ミャンマー、インド、ネパール、タイを訪問する
1985年 日本陶磁協会主催現代陶芸選抜展賞を受賞する
1990年 北海道滝川にて青磁・白磁を作陶する
1991年 中国、磁州窯で研修、調査を行う
1992年 中国、均窯・龍泉窯で研修、調査を行う
1994年 フランスでデモンストレーションを行う
1996年 デンマーク、ロイヤルコペンハーゲンから招待を受ける
00000年コロラド州アンダーソンランチセンターから招待を受ける
2000年 ジャマイカでワークショップを開く
2003年 フランス・ラボンヌへ研修旅行をする
2005年 ニューヨークにてマルコム・ライト、中里太亀、中里花子と唐津展を開催する
2006年 ユタ州立大学から招待を受ける