杉本貞光は東京都出身の陶芸家で「わび・さび」の精神を追究し、多くの受賞により高く評価されています。
また世界的に知られるようになっても実直に自身の感性と向き合う姿がファンにはたまらないようです。
杉本貞光は東京都に生まれ、現代陶芸界の名匠の1人として数えられており、信楽・楽・織部・美濃など様々な技法を用いる焼物を制作している事でも知られています。
陶芸展などでこれらの作品を拝見すると、特定の焼物に偏ることなくすべての作品から格式の高さを感じ圧倒されると評判です。
杉本貞光のデビューは信楽焼で、30代の頃に信楽山中に穴窯を築いたのが始まりで、信楽の古い壷に魅了されたのがきっかけとなったそうです。
しかし当時は建設ラッシュだった事もありビルなどの内外装のレリーフ制作に追われ、実績としては沖縄海洋博覧会のレリーフ制作などがあります。
後に大徳寺の立花大亀老師との出会いにより「わび・さび」が究極の美であると説かれたのを機にレリーフ制作、民芸的な作陶や現代陶芸を辞め、わび・さびの精神を探究する道を選び立花大亀老師に師事してからは展覧会などでの受賞を求めず、自身の個性よりも普遍的な美が「わび・さび」であると学んでいます。
杉本貞光は、楽や高麗などさまざまな作風の中でどれを選択すればよいのか迷いが生じた時がありました。
その時の師の教えは「全部やりなさい」だったそうで以来、多くの名品を拝見し、名品を超えるよう尽力するようになります。
また「わび・さびの美に気が付いても、それが表現できるかどうかは、また別です。私にとっても永遠のテーマです」と言い残しています。
1935年 東京都で生まれる
1968年 信楽山中に穴窯を築く
1974年 大徳寺立花大亀老師よりご教導を受けるようになる
沖縄海洋博覧会でレリーフを制作する
1979年 大徳寺・如意庵で個展を開催する
1988年 香雪美術館の信楽展に出品する
1991年 アメリカで初個展を開催する
1992年 吉兆・湯木美術館に作品が収蔵される
1994年 エール大学美術館に作品が収蔵される
2002年 京都建仁寺晋山記念として井戸茶碗を納める
中日韓国際陶芸展に招待出品する
2003年 韓国霊岩陶器文化センター韓国陶芸展に招待出品する
2005年 滋賀県立陶芸の森陶芸館に作品が収蔵される
2006年 伊賀焼専用の穴窯を築く
2008年 クラーク日本美術・文化研究センター館に作品が収蔵される
2011年 野村美術館で個展を開催する
2012年 ロサンゼルス・カウンティ美術館日本館に作品が収蔵される
フランクロイド・ギャラリーで個展を開催する
2013年 野村美術館で個展を開催する
2014年 阪急うめだ本店で個展を開催する
1935年 東京都で生まれる
1968年 信楽山中に穴窯を築く
1974年 大徳寺立花大亀老師よりご教導を受けるようになる
00000年沖縄海洋博覧会でレリーフを制作する
1979年 大徳寺・如意庵で個展を開催する
1988年 香雪美術館の信楽展に出品する
1991年 アメリカで初個展を開催する
1992年 吉兆・湯木美術館に作品が収蔵される
1994年 エール大学美術館に作品が収蔵される
2002年 京都建仁寺晋山記念として井戸茶碗を納める
00000年中日韓国際陶芸展に招待出品する
2003年 韓国霊岩陶器文化センター韓国陶芸展に招待出品する
2005年 滋賀県立陶芸の森陶芸館に作品が収蔵される
2006年 伊賀焼専用の穴窯を築く
2008年 クラーク日本美術・文化研究センター館に作品が収蔵される
2011年 野村美術館で個展を開催する
2012年 ロサンゼルス・カウンティ美術館日本館に作品が収蔵される
00000年フランクロイド・ギャラリーで個展を開催する
2013年 野村美術館で個展を開催する
2014年 阪急うめだ本店で個展を開催する
営業時間 9:00～19:00（年中無休）
