【酒井田柿右衛門(13代)】茶道具・煎茶道具の買取作家・取扱い一覧

0120-226-590 営業時間 9:00~19:00(年中無休)
買取品目一覧

酒井田柿右衛門(13代)

酒井田柿右衛門(13代)
酒井田柿右衛門(13代)(1906~1982)
佐賀県出身の昭和時代に活躍した日本の陶芸家です。
有田焼の名門として知られる酒井田柿右衛門は江戸時代から続く窯元の子孫が代々襲名する名称で、その13代目を襲名しています。
12代・酒井田柿右衛門の長男として生まれた13代・酒井田柿右衛門は本名を渋雄といいます。
12代が存命時は本名の酒井田渋雄で作陶を行っており、佐賀県展や日本伝統工芸展などに出品、入選を重ねています。
13代・酒井田柿右衛門が手掛ける作品は、美しい乳白色の釉薬に大胆な構図の色絵を配した独自の濁手作品は無銘で、錦手作品は染付で「柿右衛門作」と在銘されているのが特徴です。
 
有田工業学校製陶科を卒業した13代・酒井田柿右衛門は個人作家としての新しい柿右衛門の確立を目指しました。
12代である父親とともに7代の頃に途絶えてしまった濁手の技法の復興をめざし、完成させます。
この間、伝統を墨守し続ける頑固な父の方針に不満を持ち、お互いの方向性の違いから親子ケンカが絶えなかったようです。
13代・酒井田柿右衛門を襲名すると襲名記念個展を全国各地の百貨店で開催し、今泉今右衛門、中里太郎右衛門とともに「三衛門展」を開催しました。
酒井田柿右衛門としての活躍はまだまだ続き、伝統ある柿右衛門の技法を後年に残す意味合いで柿右衛門工房の上級技術者を率いて「柿右衛門製陶技術保存会」を設立し、13代・酒井田柿右衛門と保存会に対して「濁手」技法で国指定重要無形文化財の総合指定を受けました。
 
13代・酒井田柿右衛門は父親より受け継がれた職人気質を基礎に現代様式の柿右衛門を創造すべく、日本画家、彫刻家、芝居役者、政治家、実業家等のあらゆる分野の人々と交流を深め、近代的な独自の新意匠を取り入れた新境地を築き上げました。
頻繁に全国各地の野山へ出掛けては膨大な量のスケッチを行い、それをもとに図案化され濁手素地の上に描き、芸術作家としての地位を確立しました。

酒井田柿右衛門(13代)年表


1904年 佐賀県で生まれる
1924年 有田工業学校製陶技術科を卒業する
1953年 濁手素地の復興に成功する
1955年 「柿右衛門」の製陶技術が無形文化財として選択される
1963年 十三代酒井田柿右衛門も襲名する
一水会審査員に就任する
1964年 日本工芸会功正会員となる
1966年 佐賀県文化功労者となる
「柿右衛門」の陶芸技法が佐賀県重要無形文化財に指定される
濁手草花文蓋物が宮内庁に買い上げとなる
1967年 佐賀県重要無形文化財に認定される
1969年 皇居新宮殿に濁手瓢形壷一対を制作する
1970年 佐賀県陶芸協会会長に就任する
濁手菊鳥文壷が外務省に買い上げられ、サンパウロ日本館に展示される
1971年 上級技術者11人で柿右衛門製陶技術保存会を設立する
技術保存会による「濁手」の技法が重要無形文化財として総合指定を受ける
濁手露草文鉢等が宮内庁買い上げとなる
東宮御所の御用食器を納入される
濁手花鳥文陶額がオランダ日本大使館展示品として外務省買い上げとなる
1972年 紫綬褒章を受章する
1974年 迎賓館に濁手梅花文壷を制作する
1975年 西日本文化賞を受賞する
1976年 柿右衛門製陶技術保存会が技術保持団体として認定される
1978年 勲四等旭日小綬章を受章する
1982年 有田名誉町民の称号を受ける
逝去

1904年 佐賀県で生まれる

1924年 有田工業学校製陶技術科を卒業する

1953年 濁手素地の復興に成功する

1955年 「柿右衛門」の製陶技術が無形文化財として選択される

1963年 十三代酒井田柿右衛門も襲名する

00000年一水会審査員に就任する

1964年 日本工芸会功正会員となる

1966年 佐賀県文化功労者となる

00000年「柿右衛門」の陶芸技法が佐賀県重要無形文化財に指定される

00000年濁手草花文蓋物が宮内庁に買い上げとなる

1967年 佐賀県重要無形文化財に認定される

1969年 皇居新宮殿に濁手瓢形壷一対を制作する

1970年 佐賀県陶芸協会会長に就任する

00000年濁手菊鳥文壷が外務省に買い上げられ、サンパウロ日本館に展示される

1971年 上級技術者11人で柿右衛門製陶技術保存会を設立する

00000年技術保存会による「濁手」の技法が重要無形文化財として総合指定を受ける

00000年濁手露草文鉢等が宮内庁買い上げとなる

00000年東宮御所の御用食器を納入される

00000年濁手花鳥文陶額がオランダ日本大使館展示品として外務省買い上げとなる

1972年 紫綬褒章を受章する

1974年 迎賓館に濁手梅花文壷を制作する

1975年 西日本文化賞を受賞する

1976年 柿右衛門製陶技術保存会が技術保持団体として認定される

1978年 勲四等旭日小綬章を受章する

1982年 有田名誉町民の称号を受ける

00000年逝去


酒井田柿右衛門(13代)代表作

『濁手草花文鉢』

『太白鷺彫香合』

『濁手梅文茶碗』

『濁手木瓜文壷』

酒井田柿右衛門(13代)高価買取ならいわの美術にお任せください!

お問い合わせ・無料査定はこちら

美術店なので美術品、絵画、骨董品、宝飾品、ブランド品なども他店より高価買取!

全国出張買取
宅配買取
出張買取
遺品整理のご案内
はじめての方へ
いわの美術の強み
骨董品・美術品のお役立ち情報
いわの美術の買取専門サイト
お酒買取専門店
茶道具高価買取
骨董品高価買取
着物買取専門店
在庫高価買取
SSL グローバルサインのサイトシール