【手塚圭成】茶道具・煎茶道具の買取作家・取扱い一覧

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手塚圭成

手塚圭成
手塚圭成(1950~)
徳島県出身の釜師で、重要無形文化財「茶の湯釡」の保持者である角谷一圭に師事し、師の芦屋釜の美しい作風を継承しています。
芦屋釜とは筑前国芦屋津(現・福岡県遠賀郡芦屋町)の鋳物師たちが造っていた釜の事で、京の貴族や武士たちがこぞって愛用し、室町時代には「釜は芦屋」といわれるほどのものでした。
そのため、国の重要無形文化財に指定されている茶釜9個のうち8個が芦屋釜となっており、趣深い茶の湯の世界を演出してきました。
手塚圭成はそんな芦屋釜の名手でもあり、実に多くの釜の制作を行っています。
日本伝統工芸展を中心に活動を続け、1990年に角谷一圭に一文字をいただき「圭成」と名乗るようになりました。
「圭成」と名乗るようになってからは日本工芸会を脱退し、自らの工房を立ち上げ、個人的に活動をするようになり、現代の名工として多くの茶人たちが手塚圭成の釜を所有しているといわれています。
 
また、手塚圭成は和銑(わずく)を使った釜の制作もよく行っており、和銑は日本古来の蹉跌(さてつ)を炭で精錬してできる地金で、蹉跌地金の材料の入手が難しく、熟練の経験と技術を必要とし、生産性が少ないのが難点とされていますが、洋銑(ようずく)と比べると錆びが出にくいという特性を持っており、手塚圭成の釜は錆びにくいものが多いそうです。

手塚圭成年表


1950年 徳島県に生まれる
1966年 角谷一圭に師事する
1970年 第17回日本伝統工芸展に初出品初入選する
1971年 第1回日本金工展で入選する
1972年 大阪工芸展で大阪工芸協会賞を受賞する
1973年 第2回日本工芸会 畿支部展で入選する
1975年 日本工芸会正会員に認定される
1983年 大阪工芸展で大阪府知事賞を受賞する
1984年 日本金工展で日本工芸会賞を受賞する
1985年 日本金工展で激励賞を受賞する
1990年 角谷一圭より雅号「圭成」を拝受する
明日への茶道美術公募展で入選する
1993年 日本伝統工芸近畿展で大阪府教育委員会賞を受賞する
大阪工芸展で大阪工芸協会会長賞を受賞する
大阪府工芸功労者表彰となる
1994年 大阪工芸展で無鑑査出品となる
1997年 東大阪文化連盟功労者表彰となる
2000年 東大阪市内に工房を立ち上げる
2009年 東大阪工芸展で市長賞を受賞する

1950年 徳島県に生まれる

1966年 角谷一圭に師事する

1970年 第17回日本伝統工芸展に初出品初入選する

1971年 第1回日本金工展で入選する

1972年 大阪工芸展で大阪工芸協会賞を受賞する

1973年 第2回日本工芸会 畿支部展で入選する

1975年 日本工芸会正会員に認定される

1983年 大阪工芸展で大阪府知事賞を受賞する

1984年 日本金工展で日本工芸会賞を受賞する

1985年 日本金工展で激励賞を受賞する


1990年 角谷一圭より雅号「圭成」を拝受する

00000年明日への茶道美術公募展で入選する

1993年 日本伝統工芸近畿展で大阪府教育委員会賞を受賞する

00000年大阪工芸展で大阪工芸協会会長賞を受賞する

00000年大阪府工芸功労者表彰となる

1994年 大阪工芸展で無鑑査出品となる

1997年 東大阪文化連盟功労者表彰となる

2000年 東大阪市内に工房を立ち上げる

2009年 東大阪工芸展で市長賞を受賞する


手塚圭成代表作


『車軸釜 富貴ノ図』
『霰 姥口釜』
『六花形釜』

『車軸釜 富貴ノ図』

『霰 姥口釜』

『六花形釜』


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