【サビノ SABINO】西洋美術・アンティークの買取作家・取扱い一覧

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サビノ SABINO

サビノ SABINO
サビノ SABINO(1920~)

サビノ SABINOを買取ります

 
フランスのガラス工芸家のマリウス=エルンスト・サビノによって創立されたオパールメントガラスを得意とするガラス工芸メーカーです。
現在はアメリカの代理業者がサビノ社の権利や製造設備を丸ごと買取り、これまで使い続けてきた型を使ってサビノガラスの制作販売を続けています。
 
創業者であるマリウス=エルンスト・サビノは、イタリアのシチリア島で生まれ、4歳の時に一家でパリに移住しました。
父親は彫刻家で、その父親の勧めもあり、パリの装飾美術学校などで学び、当時普及し始めた電気の光に魅せられ、照明器具の制作を行うようになりました。
こうして知り合いのガラス作家と共同でパリ郊外にガラスを用いた照明器具の工場を設立するとパリのマレー地区に店を構えるほど大きくなります。
その後、パリで行われたパリ万国博覧会に出展し、シャンデリアなどが高い評価を受け、これを機に豪華客船やペルシャ王宮などの装飾照明を受注するようになり、海外に販売店を持つようになりました。
また、照明器具の他にも型を使った花器や置物などのガラス装飾品も手掛けるようになり、大量生産品として多くの人々に知れ渡ります。
企業として順調に成長を遂げていくサビノですが、創業者であるマリウス=エルンスト・サビノは、第二次世界大戦後に体調を悪くし、全ての権利を養子である甥に引き継ぎ、引退しました。
この事をきっかけにアメリカへの輸出が盛んになり、最終的にはアメリカの代理業者に買取られる形となりましたが、現在でも制作販売は続いています。
 
サビノの代表的なオパールメントガラスはアメリカの宝石商の家のルイス・コンフォート・ティファニーによって19世紀末に開発されたガラスで、動物の骨灰(リン酸塩)・亜砒酸・蛍石・硅弗化ソーダなどをガラス原料に溶解し急冷して再加熱すると、青白い艶を抑えた不透明から半透明の乳白色のガラスという事が特徴です。
サビノはオパールメントガラスの特徴をいかした造形美を得意としており、透明なガラスの部分と乳白色のガラス部分を上手く使い分け、立体感を演出した作風で世界中から人気を集めています。

サビノ SABINO年表


1920年 パリ郊外に照明器具工場を設立する
1925年 オパールメントガラスの制作を行うようになる
パリ万国博覧会に出品する
1939年 創業者マリウス=エルンスト・サビノは全ての権利を養子である甥に引き継いで引退する
1978年 アメリカの代理業者にサビノの権利・設備を全て売却する

1920年 パリ郊外に照明器具工場を設立する

1925年 オパールメントガラスの制作を行うようになる

00000年パリ万国博覧会に出品する

1939年 創業者マリウス=エルンスト・サビノは全ての権利を養子である甥に引き継いで引退する

1978年 アメリカの代理業者にサビノの権利・設備を全て売却する


サビノ SABINO代表作

オブジェ
オブジェ

『花器』
『置物』

『花器』

『置物』


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