【シモン&ハルビック Simon&Halbig】西洋美術・アンティークの買取作家・取扱い一覧

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シモン&ハルビック Simon&Halbig

シモン&ハルビック Simon&Halbig
シモン&ハルビック Simon&Halbig(1869~1930)

シモン&ハルビック Simon&Halbigを買取ります

 
ドイツチューリンゲンにあったビスクドールメーカーです。
ビスクドールの頭部のメーカーとしても知られており、沢山のヘッドモールドの種類があった事からドイツはもちろん、フランスやアメリカのビスクドールメーカーに提供されるほど素晴らしいものでした。
 
ビスクドールは19世紀はじめにフランスで生まれた素焼きの頭部を持つ人形の事で「2度焼き」を意味する「ビスキュイ」が語源となっています。
当時の貴族たちの間ではファッションドールとして自分と同じ洋服を着せて抱いて歩いたり、オートクチュールの店の小さなマネキンとしてヨーロッパ中の宮廷や貴族の注文を取るために使用されていたようです。
そのため、フランスではジュモー、ブリュ、ゴーチェ、エデンベベ、ドイツではケストナー、シモン&ハルビック、ハンドヴェルグ、アーモンド・マルセルなどの工房が有名でした。
 
そんな有名な工房の一つであるシモン&ハルビックですが、1870年代より陶製の頭部やオールビスクの人形を制作していました。
当時はフランスの華やかな人形がもてはやされており、影が薄い存在でした。
しかし、技術の高さやフランスの人形にはない素朴な美しさが人々の間で噂となり、1890年代にはビスクドールの大量生産に踏み切り、安価で高い品質を持ったビスクドールを世界中へと販売するようになります。
シモン&ハルビックのビスクドールの特徴は柔らかそうなしもぶくれの頬とゲルマン民族の面影を浮かべたしっかりとした顔立ちにあります。
また、良質のきめ細かい肌と独特の愛らしさが独自の個性を持っており、19世紀松にはフランスの代表的なビスクドールのメーカーであるジュモーと提携して多くの上質なビスクドールの頭部を生産し、輸出していました。
また、スリーピングアイと呼ばれる、ビスクドールを横にすると目を閉じる動作が取り入れられたビスクドールの開発に成功しており、1892年に「眠り人形」として特許を取得しました。

シモン&ハルビック Simon&Halbig年表


1869年 創業を開始する
1892年 この頃に手動式眼球、眠り人形の特許を取る
1895年 カール・ハービックがオーナーとなる
1905年 多数の人形メーカーで頭部が使用されるようになる
1930年 衰退する

1869年 創業を開始する

1892年 この頃に手動式眼球、眠り人形の特許を取る

1895年 カール・ハービックがオーナーとなる

1905年 多数の人形メーカーで頭部が使用されるようになる

1930年 衰退する


シモン&ハルビック Simon&Halbig代表作

『ビスクドール』

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